Vol.2580 人のために耐え忍ぶ「忍耐」から得られる「徳」

 

お元氣さまです。

 

 

昨日は午前中はホテルで仕事をして

 

お昼頃に耕心塾でご一緒させていただいている

同志の加藤さんと合流し北九州市門司区へ。

 

 

ずっと行きたかった場所

出光美術館へついに訪れることができました。

 

「海賊と呼ばれた男」でご存じ、

出光佐三さんは「人間尊重」「大家族主義」の経営で有名ですが

 

あの伊那食品工業、塚越寛最高顧問も

出光佐三さんの「働く人の資本主義」を

ボロボロになるまで読み込んだとおっしゃるぐらい

 

影響を受けている方のおひとりです。

 

 

出光美術館で過ごした時間は1時間半ほど。

 

特に、1階にある出光創業史料室では

出光佐三さんの経営の軌跡を目の当たりにし、感動で心が震えました。

 

出光佐三さんの経営については、また改めて共有します。

 

見学後は加藤さんのご案内で

門司駅・門司港周辺のレトロな街並みを散策。

 

休み休みではありますが、35℃の気温に負けずに少し歩きました。

 

 

その後、夕方になり耕心塾が行われる直方へ移動。

 

耕心塾は18時半からですが

まず行われるのは、塾生一人ひとりの体験発表です。

 

もちろん私も行うのですが、昨日は大きな大きな問題が発生しました。

 

なんと脂汗が出るくらいの腹痛です。

 

美味しいランチを食べて、暑い中歩いて汗をかいて、冷たいものを食べて・・・

 

会場ではちょうどクーラーが当たる位置だったこともあり

お腹が冷えたのでしょうか。

 

自分の番まで持つかどうか、という苦しさでしたが

 

せっかく凛とした空気感に包まれている場で

「人に迷惑をかけない」ことを考え、できる限り忍耐しようと考えました。

 

何とか自分の出番を終え、その後も腹痛との闘い。

全員の発表が終わり、休憩時間になるまで忍耐をすることができました。

 

 

そんなときふと頭に思い浮かんだのが

尊敬する、人を大切にする経営学会会長・坂本光司先生がお話しされていたことです。

 

人を大切にする経営学会の全国大会では

何部屋かに分かれて発表をすることがあります。

 

そのとき坂本先生は

一度部屋を決めたあと、

別の部屋で自分が聞きたい話があるから、といって席を立つことはないそうです。

 

それは、自分が席を立ったとき

 

今自分がいる部屋で話をしている人や次に話をする人が

どういう気持ちになるのかを考えているからです。

 

私であれば、

 

自分の出番の前に坂本先生が席を立ち、

別の部屋へ行くのを見るとやはり悲しく感じます。

 

おそらく坂本先生も同じような経験があり

自分は絶対にそういうことはしない、と心に決めているのでしょう。

 

 

今回の腹痛事件とは直接つながりませんが

 

特にリーダーは、

ときにはかなりの忍耐が強いられるとしても

本当に人への配慮が求められます。


仏教の言葉に

 

「忍の徳たるや持戒苦行も及ぶこと能わざる所なり」

 

というものがあります。

 

どれだけ戒律を守ったり厳しい修行をしても

忍耐から生じる徳に及ぶことはない。

 

という意味だと解釈をしています。

 

 

少々解釈が飛躍しますが

 

私も今回は、自分の発表のことだけ考えていたら

恐らくすぐに席を立ち、トイレに駆け込んだことでしょう。

 

ある意味、厳しい修行ではありましたが(笑)

周囲へ迷惑をかけないという視点から、忍耐をしました。

 

我慢は受動的、忍耐は能動的。

 

そして、

我慢は自分のため、忍耐は人のためにするものです。

 

自分にとっての得は一切なくとも

人のために耐え忍ぶことで徳を身につける。

 

腹痛体験を通じて

忍耐と徳は大きな繋がりがあると実感できました。

 

 

最後に

 

一番の教訓は、暑いときの体調管理はしっかりしましょう。

 

ということです。

 

 

それでは

本日も佳き一日を過ごしましょう!

 

鈴木 陽介 拝

 

 

一日一感謝

 

・両親

 いつも気にかけていただき

 ありがとうございます。

・家族

 いつも出張に行かせてくれて

 ありがとうございます。

・奈津美さん

 色々とお手伝いをしていただき

 いつもありがとうございます。

・加藤さん

 北九州をご案内していただき

 ありがとうございます。

 会場への送り迎え、いつもありがとうございます。

・池田先生、講師の皆さま、塾生の皆さま

 ご一緒に学ばせていただき

 いつもありがとうございます。

 

 

【家族日記】

妻 〇歳5か月(2/8生まれ)

長女 9歳(6/9生まれ)

次女 4歳6か月(1/3生まれ)

 

昨日は娘たちにお土産を探しましたが

 

35℃の暑さの中、

持ち運びに耐えられるお土産はかなり限られています。

 

そんな中、なんとかお土産を確保。

 

娘たちは

この大変さをわかってくれるでしょうか。。。(;^_^A

 

このお土産は

きっと喜んでいただけると信じています。

 

 

~大切にしている言葉~

 

「人生、今日が初日」

「前へ、前へ」

「一期一会」

「益はなくとも意味はある」

「大きな努力で、小さな成果を」

「人生において2点間の最短距離は直線ではない」

「回り道が人を育てる」

「素直な心に花が咲く」

「志は高く、身は低く、実践は足元から」

「人生はにこにこ顔の命がけ」

「生きよう今日も喜んで」

「面倒だから、しよう」

「小さなことに大きく感謝する」

「終身路を譲るも、百歩を枉げず」

「与えられた枠を使い切らない」

「選んだ道が一番いい道」

「人生で起きることはすべて佳きこと」

「雨の夜でも天には星」

「困難にも感謝する」

「永遠の一瞬」

「微力ではあるが無力ではない」

「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」

「ひとつを励めば、すべてが変わる」

「心温かきは万能なり」

「心あるところに宝あり」

「人生は喜ばせごっこ」

「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」

「己を愛するは善からぬことの第一也」

「本物は続く、続けると本物になる」

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」

「攀念智を持たない」

「美点凝視」

「自分を守ると弱くなる」

「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)

「コツコツカツコツ」

「できるだけ譲る」

「微差大差」「積小為大」

「凡事徹底」

「人の役に立つことこそ幸せ」

「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」

「真の思いやりは見返りを求めない」

「運命は人格のなかにある」

「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば

 この国はよくなると思いますか?」

「魅は与によって生じ、求によって滅す」

「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」

「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」

「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」

「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」

「無事是貴人」

「わざわざに価値がある」

「人生は心ひとつの置きどころ」

「余生ではなく与生を生きる」

「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」

「真の強者は弱者にやさしい」

「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
 それ故に最も価値のあることである」

「雨垂れ石を穿つ」

「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」

「不愉快のかわりにほほえみを」

「大海に水一滴」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「耳順」

「日本を1ミリでも良くしたい」

「深山の桜」

「喜者皆美」

「一人光る 皆光る 何も彼も光る」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「物買って来る 自分買って来る」

「相逢先一咲」

「素直」

「和敬清寂」

「口ではなあ」

「一人仁 一人譲」

「日々是新」

「氣恩・感恩・報恩」

「天下のために十銭を惜しむ」

「人生一書生」「一生生徒」

「大志大忍」

「忘己利他」

「末広がりの年輪経営」

 

岩手県花巻市から

末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士

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