お元氣さまです。
昨夜は
毎月第3金曜日に開催されている
新宮運送、木南一志さんの講座がありました。
鍵山秀三郎さんの「正しく生きる」を読書会形式で読み
木南さんの解説やエピソードと、参加者の感想を共有しあうあたたかい会です。
今回は第2章「自分を磨くためにすべきこと」の途中、57ページから
・いい人との縁が招く幸せ
・背すじをまっすぐに伸ばす
・人を喜ばせることが、自分の心を穏やかにする
・もらう幸せ、できる幸せ、あげる幸せ
の部分でした。
昨夜、私が読ませていただいたところは
「人を喜ばせることが、自分の心を穏やかにする」
一部を共有すると、こんなことが書いてあります。
”
人間は助け合って生きる動物だと先に述べましたが、
相手を喜ばせることは自分の心を穏やかにしていく作用があるのです。
昔の人たちは、そのことを自然に身に付けていました。
いまと違って、昔はみな貧しい暮らしです。
誰もがその日やっと食べていけるくらいの生活を強いられていました。
そういうときに、自分よりもっと困っている人に、
自分のものを分けてあげたりしている人がたくさんいました。
それが長い間に作られた日本人の文化です。
人を喜ばせることが、自分の心を穏やかにするということを、
教えられなくてもみんな知っていたのです。
ところがいまは、それがなくなってしまいました。
「人を喜ばせる? とんでもない。自分が良ければいい」という人ばかりです。
そのために、ますます人々の心がすさんでしまっているわけです。
”
この部分を読んで
私が感じたことを共有させていただいたのですが
その場でパッと思い浮かんだのが
一昨日、終戦の日に見た映画
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」です。
福原遥さんが演じる現代の女子高生、百合。
お父さまは、溺れている子どもを助けるために川に飛び込み、
すでに亡くなっています。
そのせいもあり、母子家庭で働きづめのお母さま
おしゃれもできず、貧しい生活をしており、
そのことで百合もクラスメイトにからかわれています。
ある日、お母さまと進路について会話をした際に、
お父さまの話になり、感情が高ぶり
”
で、自分の子どもはどうしたの?
自分の奥さんは?
”
”
お父さんのせいじゃん。
家族をこんな目に合わせて人のために死んでる場合?
”
そう言って雨の中、家を飛び出します。
雨がしのげる場所に入り、疲れて眠ってしまう百合。
目が覚めると、そこは1945年の日本でした。
ネタバレになるので詳細は省きますが
特攻隊員が食事をしに集まる鶴屋食堂で
女将のツルさんや特攻隊員と接したり
特攻隊員の彰と恋に落ちたりするなかで、心が少しずつ変化していく百合。
なんやかんやで
現代に戻った百合は
亡くなった父親への想いが変わり、母親にも優しくなる。
というようなお話で、
私は最後の方、涙が止まりませんでした。
昨日学んだ
「正しく生きる」の中にこんな言葉がありました。
”
自由勝手に生きることは簡単で、
助け合って生きることは、その百倍ぐらいむずかしいのです。
なにをするにしても、
相手の事情や気持ちをおもんぱからなければなりませんから。
人からなにか言われても、
「そんなの、かまっちゃいられない」
と勝手にふるまうほうが苦労が少なく、楽なのです。
だから、世の中の人々は楽な方に流れていきます。
助け合うなどといった面倒くさいことから離れ、
自分のわがまま勝手をどんどん押し通していこうとします。
その結果、自分の心からゆとりを追い払ってしまいます。
”
こういう時期ということもあり、
上記の映画に加え、戦争当時を描いたドキュメンタリー番組などを
多く見る機会がありました。
当時は本当に大変で、自分の命を守るだけでも精一杯。
明日の生活の保障もなく、一分一秒先もわからない。
そんな状況でも
自由勝手よりも百倍難しい
「助け合って生きる」を選択して実行していた人が
たくさんいたように感じます。
今はどうか
これだけ恵まれている時代にもかかわらず
「自分さえよければ」とさらに楽な方、楽な方に進んでいる。
恵まれていることが逆に
無理して百倍難しい道を歩まなくてもいい
という判断に安易に向かわせているのかもしれません。
昨夜、木南さんは
”
ご縁は一人では持てません。
絆という漢字は、絆す=「ほだ」す、とも読み
動物を綱でつなぎとめるように、体の自由を束縛されるという意味もあります。
助け合って生きることは本来面倒くさいことですが
その中で、いいご縁を求めて自分が先に動いていけるかどうか
”
だとおっしゃいました。
また、論語の言葉
「益者三友 損者三友」の言葉を引用され
有益な友として挙げられている
・素直で正直な人
・誠実な人
・正しく学び正しく生きている人
を友にできているか。
その前に、自分が相手にとって有益な人間になれているか??
と、大切なことを投げかけてくださいました。
思いやりを示し、人に喜んでいただくことが
自分の心を穏やかにします。
そして
自分の心が穏やかになると
さらに穏やかさが周囲へと広がり、穏やかな世の中へ変えていく。。。
読書会から一夜明け
学びの復習と、実践への思いを巡らせていますが
まだまだうまく整理されていません。
今一度本を読み、アーカイブ映像で復習します。
それでは
本日も佳き一日を過ごしましょう!
鈴木 陽介 拝
一日一感謝
・両親
いつもメッセージをいただき
ありがとうございます。
・妻
夕食の準備など
いつもありがとうございます。
・妻のご両親
娘たちと遊んでいただき
いつもありがとうございます。
・奈津美さん
ステキなおもてなし
いつもありがとうございます。
・荻野さま、荻野さま
わざわざお越しいただき
貴重なお時間をご一緒していただき
ありがとうございます。
【家族日記】
妻 〇歳6か月(2/8生まれ)
長女 9歳2か月(6/9生まれ)
次女 4歳7か月(1/3生まれ)
昨日は妻のお母さまの誕生日。
妻のご実家へ遊びに行った娘たちですが
長女が熱を出してしまいました。
朝に妻が
「いつもより少し体が熱いような・・・」と、変化を感じており
あのとき、ちゃんと熱をはかって病院に連れて行けば・・・
と悔やんでいる姿に、思いやりを感じました。
というわけで・・・
本日、こども病院へ連れていきます。
~大切にしている言葉~
「人生、今日が初日」
「前へ、前へ」
「一期一会」
「益はなくとも意味はある」
「大きな努力で、小さな成果を」
「人生において2点間の最短距離は直線ではない」
「回り道が人を育てる」
「素直な心に花が咲く」
「志は高く、身は低く、実践は足元から」
「人生はにこにこ顔の命がけ」
「生きよう今日も喜んで」
「面倒だから、しよう」
「小さなことに大きく感謝する」
「終身路を譲るも、百歩を枉げず」
「与えられた枠を使い切らない」
「選んだ道が一番いい道」
「人生で起きることはすべて佳きこと」
「雨の夜でも天には星」
「困難にも感謝する」
「永遠の一瞬」
「微力ではあるが無力ではない」
「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」
「ひとつを励めば、すべてが変わる」
「心温かきは万能なり」
「心あるところに宝あり」
「人生は喜ばせごっこ」
「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」
「己を愛するは善からぬことの第一也」
「本物は続く、続けると本物になる」
「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」
「攀念智を持たない」
「美点凝視」
「自分を守ると弱くなる」
「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)
「コツコツカツコツ」
「できるだけ譲る」
「微差大差」「積小為大」
「凡事徹底」
「人の役に立つことこそ幸せ」
「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」
「真の思いやりは見返りを求めない」
「運命は人格のなかにある」
「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば
この国はよくなると思いますか?」
「魅は与によって生じ、求によって滅す」
「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」
「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」
「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」
「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」
「無事是貴人」
「わざわざに価値がある」
「人生は心ひとつの置きどころ」
「余生ではなく与生を生きる」
「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」
「真の強者は弱者にやさしい」
「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」
「雨垂れ石を穿つ」
「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」
「不愉快のかわりにほほえみを」
「大海に水一滴」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「耳順」
「日本を1ミリでも良くしたい」
「深山の桜」
「喜者皆美」
「一人光る 皆光る 何も彼も光る」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「物買って来る 自分買って来る」
「相逢先一咲」
「素直」
「和敬清寂」
「口ではなあ」
「一人仁 一人譲」
「日々是新」
「氣恩・感恩・報恩」
「天下のために十銭を惜しむ」
「人生一書生」「一生生徒」
「大志大忍」
「忘己利他」「忘己愛他」
「末広がりの年輪経営」
「徳は孤ならず、必ず隣有り」
「寛容」
岩手県花巻市から
末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士
税理士事務所ランニングパートナーズ
https://www.running-partners.com/