お元氣さまです。
奈津美さんが朝礼で共有してくださったお話を聞いて
人間的成長を学ばせていただいている田坂広志さんの
「意思決定をするとき、最も大切なことは何か」
のお話を思い出しました。
田坂広志さんとのご縁は
新型コロナウイルスが流行する前は
田坂塾というリアルな真剣勝負の学びの場があり
3か月に1度、東京に通っていました。
コロナウイルスの影響でウェブ講話になり
そのウェブ講話も現在は休止中。
ここ数年は
メルマガでのメッセージや本、
講話のCDなどで引き続き学ばせていただいておりますが
改めて聞くことで
当時は感じることのできなかった、言葉の深みが心にしみわたります。
そんな田坂さんが講話でおっしゃっていたことの中で
私の心の深くに残っているものの一つが
「意思決定」についてのお話です。
以下、田坂さんの「風の便り」からそのまま引用します。
”
1994年の将棋・竜王戦、第六局、
羽生善治棋士と佐藤康光棋士の対戦でのこと。
開始の合図があったにもかかわらず、
先手である羽生棋士が、なかなか第一手を指さない。
眼を閉じ、考え込んでいる風情のまま、数分間が過ぎていきます。
そして、観戦の人々がざわめきはじめたとき、
羽生棋士は、眼を開け、ようやく第一手を指しました。
このときのことが、後日、
詩人の吉増剛造氏との対談で話題になりました。
吉増氏から、「あのとき、迷いが出たのですか」と問われ、
羽生棋士は、こう答えました。
いえ、そうではありません。
静寂がやってくるのを待っていたのです。
この羽生棋士の言葉は、
一つの真実を、我々に教えてくれます。
最も大切な勝負の瞬間や、
最も重要な決断の瞬間には、
深い直観力が求められる。
しかし
深い直観力が働くためには、
深い静寂心が求められる。
羽生棋士が教えてくれたのは、
その真実でしょう。
そして、この真実から、
我々は、一つの逆説を学びます。
極限の意思決定を前にして、
最も大切なことは、
いかなる「選択肢」を選ぶかではない。
いかなる「心境」で選ぶかなのです。
”
この内容は
昨年の4月から今年の2月にかけて
松下幸之助経営塾で学ばせていただいた素直な心
今年5月から毎月福岡に通い
耕心塾で学ばせていただいている素心学に見事に通じています。
松下幸之助さんは
素直な心になると「物事のありのままの姿(実相)が見える」とおっしゃり
無色透明の正常なガラスを通して見ることと
色のついたガラスやゆがんだガラスを通してみることにたとえられています。
色のついたガラスを通してみると
その向こうにあるものの本当の色がわからない
ゆがんだガラスを通してみると
向こうにあるものがゆがんで見えてしまう
その色がついたものやゆがんだものに囚われて判断をしていたのでは
当然、判断をあやまってしまうのです。
経営においても人生においても、常に意思決定の連続です。
その際に、どんな意思決定をするのか。
というのはいちばん大切なことではありません。
それよりもまずは
どんな心の状態でいるのか。
ここ最近感じるのは
何かことが起こってから心の状態を整えようとしても
人の心はそう簡単には静まらないということです。
自分では静まったと思っても、
やはりどこかに乱れが残っている。。。
そうならないために
大きなことが起こる前に
日常生活の中で、心を静め、素直な心の状態を保つ訓練が必要になります。
まずはじめに
普段から「素直な心になりたい」という強い願いを持ち続けること
そして、絶えず自己観照をし、日々反省をして自己を正していくこと。
そのために仲間の存在は私にとっては大きく感じます。
本日は松下幸之助経営塾の同志とともに
平泉の中尊寺にある、松下幸之助さんが寄贈した茶室へ。
来週は福岡へいき、耕心塾で仲間とともに素直な心を学び
1か月間の実践を共有しあいます。
というわけで
素直な心になりたい、という願いが
日に日に強くなっている今日この頃です。
それでは
本日も佳き一日を過ごしましょう!
鈴木 陽介 拝
一日一感謝
・両親
いつも楽しいメッセージをいただき
ありがとうございます。
・家族
夜に仕事をさせていただき
ありがとうございます。
・奈津美さん
お客さまへのあたたかいおもてなし
いつもありがとうございます。
・菅原さま、菅原さま
貴重なお時間をご一緒していただき
いつもありがとうございます。
【家族日記】
妻 〇歳6か月(2/8生まれ)
長女 9歳2か月(6/9生まれ)
次女 4歳8か月(1/3生まれ)
長女が毎日水をやり
愛情をかけて育てているピーマン。
(注:長女はピーマンが苦手(笑))
延長ホースで水をやった後
蛇口から延長ホースを外していたので
「毎回外してるの?」と聞きました。
すると長女が一言
「パパが外の掃除をするときに水を使うと思ったから
使いやすいように外してた」
後の人のこと考えて先回りして動く「気遣い」。
長女の行動に大感動です。
~大切にしている言葉~
「人生、今日が初日」
「前へ、前へ」
「一期一会」
「益はなくとも意味はある」
「大きな努力で、小さな成果を」
「人生において2点間の最短距離は直線ではない」
「回り道が人を育てる」
「素直な心に花が咲く」
「志は高く、身は低く、実践は足元から」
「人生はにこにこ顔の命がけ」
「生きよう今日も喜んで」
「面倒だから、しよう」
「小さなことに大きく感謝する」
「終身路を譲るも、百歩を枉げず」
「与えられた枠を使い切らない」
「選んだ道が一番いい道」
「人生で起きることはすべて佳きこと」
「雨の夜でも天には星」
「困難にも感謝する」
「永遠の一瞬」
「微力ではあるが無力ではない」
「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」
「ひとつを励めば、すべてが変わる」
「心温かきは万能なり」
「心あるところに宝あり」
「人生は喜ばせごっこ」
「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」
「己を愛するは善からぬことの第一也」
「本物は続く、続けると本物になる」
「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」
「攀念智を持たない」
「美点凝視」
「自分を守ると弱くなる」
「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)
「コツコツカツコツ」
「できるだけ譲る」
「微差大差」「積小為大」
「凡事徹底」
「人の役に立つことこそ幸せ」
「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」
「真の思いやりは見返りを求めない」
「運命は人格のなかにある」
「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば
この国はよくなると思いますか?」
「魅は与によって生じ、求によって滅す」
「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」
「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」
「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」
「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」
「無事是貴人」
「わざわざに価値がある」
「人生は心ひとつの置きどころ」
「余生ではなく与生を生きる」
「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」
「真の強者は弱者にやさしい」
「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」
「雨垂れ石を穿つ」
「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」
「不愉快のかわりにほほえみを」
「大海に水一滴」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「耳順」
「日本を1ミリでも良くしたい」
「深山の桜」
「喜者皆美」
「一人光る 皆光る 何も彼も光る」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「物買って来る 自分買って来る」
「相逢先一咲」
「素直」
「和敬清寂」
「口ではなあ」
「一人仁 一人譲」
「日々是新」
「氣恩・感恩・報恩」
「天下のために十銭を惜しむ」
「人生一書生」「一生生徒」
「大志大忍」
「忘己利他」「忘己愛他」
「末広がりの年輪経営」
「徳は孤ならず、必ず隣有り」
「寛容」
岩手県花巻市から
末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士
税理士事務所ランニングパートナーズ
https://www.running-partners.com/