お元氣さまです。
昨日は仙台に宿泊しましたが
いつも通り、朝は妻にはがきを書き、ホテル近くのポストに投函してきました。
花巻へは新幹線で約1時間。
ここ最近の郵便は以前より時間がかかりますので
隣県だとしても届くのはおそらく明日か明後日でしょう。
ですから、家に到着してから直接手渡ししたほうが早いのですが
わかったうえで、確実に届くホテル近くのポストに投函します。
以前、田坂広志さんに学んだ中で
人生の「三つの真実」を見つめる覚悟が「死生観」だと教わりました。
そして、深い死生観を持たない限り、
人間としても人生としても浅くなってしまう、と。
その三つの真実とは
”
人は必ず死ぬ。
人生は、一回しかない。
人は、いつ死ぬか分からない。
”
「死」については宗教観などからいろいろな考え方があると思いますが
この三つのことを心に抱いて歩んで、損をすることは決してないでしょう。
一昨日、人を大切にする経営学会の東北支部フォーラムに参加してお話を聞かせていただく中で
経営者とは、社員の人生、つまりは命を預かる仕事だと、
改めて、そしてさらに強く感じるようになりました。
経営者とは単なる役割に過ぎず、
命・人生という視点で見ると経営者も社員も同じ一つの命・人生ですから
まずは経営者が深い死生観を持たなければ
社員とご家族の命や人生を本当に大切にすることはできないと確信しています。
この死生観と、妻へのはがきをポストに投函することとどう関係するか。
先日、東北新幹線で連結部分が外れるという事故がありました。
人的被害はなく、さすが安全性は世界トップクラスだという見方もありますが
どんなに安全で信頼できると思っていたとしても
万が一、百万が一が自分に起こる可能性があるということです。
というわけで
家に帰ってから渡すのではなく、すぐ近くのポストに投函するのは、
「人は、いつ死ぬかわからない」という
死生観を掴むための私なりの一つの方法でもあります。
視点を変えて考えると
万が一どころか、百万が一でも社員の命を危険にさらしてはならない。
ということは常に意識をしています。
先日人を大切にする経営学会の全国大会が
台風の進路予測が難しく、全面オンラインに切り替わりましたが
結局懇親会のキャンセル費用で百数十万円の違約金がかかったそうです。
会長の坂本光司先生は
学会の趣旨に鑑みて、たとえ誰か一人でも命を危険にさらすなら、と
今回の決断に至ったそうです。
安全に参加できる人が多かったとしても
誰かが無理にでも参加しようとしてしまうかもしれない。
その気持ちは、私も無理にでもなんとか参加しよう
と考えてしまう人間なので、よくわかります。
ちなみに私も、楽しみにしていたイベントが福島でありましたが
開催をどうするか、というご相談を受けたとき
すぐに、「キャンセル料を払っても仕切り直しがベスト」とお伝えしました。
先週末に経営計画発表会に参加させていただいた香川の徳武産業さまは
災害備蓄品はもちろんのこと発電機を大量に揃え、
なんと敷地内に井戸まで掘っています。
香川は日本の中でも災害が少ない県ですが、なぜここまでするのか。
十河会長にお聞きすると「南海トラフに備えて」と一言おっしゃいます。
まだ起こっていないことに対して
しかし、可能性が高いことに対して、これだけの備えをしてるのです。
「無事是貴人」
本当に貴い人は何も事が起こらない。
それは常に先読みして必要な手を事前に打っているからです。
少し話が脱線しましたが
深い死生観を持つからこそ、
自分を含め、周囲の命を最大限大切にすることができ
人との接し方も密度の濃いものとなるでしょう。
私はまだまだ修行中。
少しでも死生観が深まるよう、日々意識していきます。
それでは本日も
思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!
鈴木 陽介 拝
一日一感謝
・両親
いつもメッセージをいただき
ありがとうございます。
・妻
休日出勤
ありがとうございます。
・橋本さま、伊藤さま
わざわざ弊社へお越しいただき
貴重なお時間をご一緒していただき
ありがとうございます。
・馬場さま
貴重なお時間をご一緒していただき
いつもありがとうございます。
【家族日記】
妻 〇歳7か月(2/8生まれ)
長女 9歳3か月(6/9生まれ)
次女 4歳8か月(1/3生まれ)
宿泊で出張するときには
娘たちの大好きな
「ちいかわ」のご当地キーホルダーを探して、お土産に買うようにしています。
昨日は仙台。
伊達政宗デザインのキーホルダーを買って帰ると
「かわいい!!」ととても喜んでくれました。
私が家を空けると
娘たちには多少なりとも寂しい思いをさせていると感じます。
そのつぐないをキーホルダーに託して。
そういえば私も小さいころ、
県の形をしたキーホルダー集めをしていたな、と思い出します。
~大切にしている言葉~
「人生、今日が初日」
「前へ、前へ」
「一期一会」
「益はなくとも意味はある」
「大きな努力で、小さな成果を」
「人生において2点間の最短距離は直線ではない」
「回り道が人を育てる」
「素直な心に花が咲く」
「志は高く、身は低く、実践は足元から」
「人生はにこにこ顔の命がけ」
「生きよう今日も喜んで」
「面倒だから、しよう」
「小さなことに大きく感謝する」
「終身路を譲るも、百歩を枉げず」
「与えられた枠を使い切らない」
「選んだ道が一番いい道」
「人生で起きることはすべて佳きこと」
「雨の夜でも天には星」
「困難にも感謝する」
「永遠の一瞬」
「微力ではあるが無力ではない」
「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」
「ひとつを励めば、すべてが変わる」
「心温かきは万能なり」
「心あるところに宝あり」
「人生は喜ばせごっこ」
「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」
「己を愛するは善からぬことの第一也」
「本物は続く、続けると本物になる」
「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」
「攀念智を持たない」
「美点凝視」
「自分を守ると弱くなる」
「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)
「コツコツカツコツ」
「できるだけ譲る」
「微差大差」「積小為大」
「凡事徹底」
「人の役に立つことこそ幸せ」
「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」
「真の思いやりは見返りを求めない」
「運命は人格のなかにある」
「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば
この国はよくなると思いますか?」
「魅は与によって生じ、求によって滅す」
「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」
「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」
「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」
「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」
「無事是貴人」
「わざわざに価値がある」
「人生は心ひとつの置きどころ」
「余生ではなく与生を生きる」
「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」
「真の強者は弱者にやさしい」
「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」
「雨垂れ石を穿つ」
「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」
「不愉快のかわりにほほえみを」
「大海に水一滴」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「耳順」
「日本を1ミリでも良くしたい」
「深山の桜」
「喜者皆美」
「一人光る 皆光る 何も彼も光る」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「物買って来る 自分買って来る」
「相逢先一咲」
「素直」
「和敬清寂」
「口ではなあ」
「一人仁 一人譲」
「日々是新」
「氣恩・感恩・報恩」
「天下のために十銭を惜しむ」
「人生一書生」「一生生徒」
「大志大忍」
「忘己利他」「忘己愛他」
「末広がりの年輪経営」
「徳は孤ならず、必ず隣有り」
「寛容」
岩手県花巻市から
末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士
税理士事務所ランニングパートナーズ
https://www.running-partners.com/