Vol.2661 心の中で感謝を唱え、囚われない人生を歩みましょう。

 

お元氣さまです。

 

 

昨日の朝礼で奈津美さんが

鍵山秀三郎さんの日めくりカレンダーから

 

「攀念痴(はんねんち)を持たない」

 

という、私も大切にしている言葉を取り上げて

ご自身のここ最近のエピソードとともに紹介してくださいました。

 

朝礼でも少し深掘りしましたが

 

人生を前向きに生きていくうえでとても大切な考え方だと思ったので

ブログでも私の想いを残そうと思います。

 

 

この「攀念痴を持たない」という言葉は

鍵山さんが高校時代の恩師、佐光義民先生に教えていただいた言葉で

 

「攀」という言葉は

「登攀(とうはん)」=登山などで険しいところによじ登ること、

などで使われる漢字です。

 

 

人間が険しい壁をよじ登るときように、つかんで離さないこと。

表現を変えると、離せないこと。

 

例えば

 

人を恨んだり、人を憎んだりするような思いはもちろんのこと

過去の失敗や、逆に過去の成功に至るまで

 

いつまでも過去の出来事にとらわれて、引きずってしまうと

どんどんその重荷が増え、引きずることにエネルギーがとられてしまいます。

 

私自身

学生時代から社会人時代、そして経営者としての役割を与えられてからも

 

騙された、と感じたことや、裏切られた、と感じたことなど

人への恨みや憎しみを引きずってしまったことが多々ありました。

 

誰もが経験があると感じますが

忘れたと思っても何かにつけて思い出し

夜に思い出してしまうと、悶々として全く眠れないときも何度もありました。

 

自分にとって辛いと感じる出来事が増えれば増えるほど、人を信じられなくなり、

悪しき思いにとらわれることで判断も鈍り、結果として心がどんどん荒んでいきます。

 

 

そんなときに出逢ったのが

この「攀念痴を持たない」という考え方です。

 

人に裏切られた上に、その思いに囚われ続けると、心はさらに荒んで損をするばかり。

だからと言って相手は恐らく気にしていないでしょうから、

こんなに割に合わないことはありません。

 

ただ、そう簡単には抜け出せないのが人間の心です。

 

言葉は知り、理屈ではわかってはいてもどうしようもない。

私もこの壁に何度もぶつかりました。

 

 

そこでさらに有難いお出逢いをいただき、意識して取り組んだのが

田坂広志さんの「感謝の技法」です。

 

心に否定的な感情が生まれたときに

 

「人生で起こることは、すべて深い意味がある」

 

そして

 

「人生で起こることは、すべて良きこと」

 

と考え、心の中でスッと「○○さん、ありがとうございます」と

否定的な関係の相手に感謝を唱えるのです。

 

そうは言うものの、そんな相手に感謝などできない

と思われるかもしれませんが

 

別に相手に面と向かって感謝する必要はなく

心の中で、ただ名前とともに感謝を唱えるだけでいい。

 

だから、感謝の「技法」なのです。

 

 

そんなことを続けていると、

心の結ぼれがほどけ、心がフッと軽くなる瞬間を体験できます。

 

言葉ではうまく表現できませんが

それが「攀念痴」を置き去りにすることができた瞬間です。

 

 

相手との関係においては否定的な想念が消えて前向きになり

起きた出来事は知恵として自分の中に残るため、これからの人生において前に進むエネルギーになる。

 

私の経験上、起きた出来事が否定的であればあるほど、人生が拓けていきます。

 

 

過去を否定して引きずられている人生と、過去も含めすべてを肯定して生きていく人生。

 

私はもちろん後者の人生を歩みたいですし

ご縁のある方々にも後者の人生を歩んでいただきたい、と考えています。

 

「とらわれは春の雪のように」

 

という言葉があります。

 

囚われの漢字にある「囚」の囲いを春の雪のようにとかすことができれば

そこから人間的成長への道が拓かれます。

 

 

・攀念痴を持たない

・感謝の技法

・とらわれは春の雪のように

 

 

今後も常に意識して、人生を歩んでいきます。

 

 

それでは本日も

思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!

 

鈴木 陽介 拝

 

 

一日一感謝

 

・両親

 いつも気遣ってメッセージをいただき

 ありがとうございます。

 はがきのお返事をいただき

 ありがとうございます。

・妻

 遅くまでのお仕事

 いつもありがとうございます。

・妻のご両親、一郎さん

 次女の運動会を見に来ていただき

 ありがとうございます。

・奈津美さん

 お客さまに書類を届けていただき

 ありがとうございます。

 

 

【家族日記】

妻 〇歳7か月(2/8生まれ)

長女 9歳3か月(6/9生まれ)

次女 4歳8か月(1/3生まれ)

 

昨日は次女の「親子」運動会。

晴天に恵まれ、楽しい一日となりました。

 

「親子」運動会の名の通り、まあまあ親の出場機会が多い・・・

 

妻は足を怪我していますから、今回はすべて私の担当です。

 

おかげさまで、いい運動になりました。

 

もう一つの話題は

長女が育てていたピーマンが、ついに2つの花を咲かせました。

 

一時期アブラムシがついてしまい、葉がボロボロになりましたが

あきらめずに水を毎日やり続けた長女。

 

「頑張って毎日水をやり続けて、花が咲いただけでも嬉しい」

 

と長女。

 

結果ももちろん大事ですが、そこまで至る過程に感動です。

 

 

~大切にしている言葉~

 

「人生、今日が初日」

「前へ、前へ」

「一期一会」

「益はなくとも意味はある」

「大きな努力で、小さな成果を」

「人生において2点間の最短距離は直線ではない」

「回り道が人を育てる」

「素直な心に花が咲く」

「志は高く、身は低く、実践は足元から」

「人生はにこにこ顔の命がけ」

「生きよう今日も喜んで」

「面倒だから、しよう」

「小さなことに大きく感謝する」

「終身路を譲るも、百歩を枉げず」

「与えられた枠を使い切らない」

「選んだ道が一番いい道」

「人生で起きることはすべて佳きこと」

「雨の夜でも天には星」

「困難にも感謝する」

「永遠の一瞬」

「微力ではあるが無力ではない」

「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」

「ひとつを励めば、すべてが変わる」

「心温かきは万能なり」

「心あるところに宝あり」

「人生は喜ばせごっこ」

「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」

「己を愛するは善からぬことの第一也」

「本物は続く、続けると本物になる」

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」

「攀念智を持たない」

「美点凝視」

「自分を守ると弱くなる」

「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)

「コツコツカツコツ」

「できるだけ譲る」

「微差大差」「積小為大」

「凡事徹底」

「人の役に立つことこそ幸せ」

「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」

「真の思いやりは見返りを求めない」

「運命は人格のなかにある」

「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば

 この国はよくなると思いますか?」

「魅は与によって生じ、求によって滅す」

「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」

「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」

「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」

「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」

「無事是貴人」

「わざわざに価値がある」

「人生は心ひとつの置きどころ」

「余生ではなく与生を生きる」

「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」

「真の強者は弱者にやさしい」

「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」

「雨垂れ石を穿つ」

「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」

「不愉快のかわりにほほえみを」

「大海に水一滴」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「耳順」

「日本を1ミリでも良くしたい」

「深山の桜」

「喜者皆美」

「一人光る 皆光る 何も彼も光る」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「物買って来る 自分買って来る」

「相逢先一咲」

「素直」

「和敬清寂」

「口ではなあ」

「一人仁 一人譲」

「日々是新」

「氣恩・感恩・報恩」

「天下のために十銭を惜しむ」

「人生一書生」「一生生徒」

「大志大忍」

「忘己利他」「忘己愛他」

「末広がりの年輪経営」

「徳は孤ならず、必ず隣有り」

「寛容」

 

岩手県花巻市から

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