お元氣さまです。
昨日は学童の遠足のため長女は盛岡へ。
花巻に妻のおじさんが来ているということもあり次女は妻のご実家へ。
休日日中に久しぶりに一人の時間をいただけたので
娘たちが帰ってくる夕方まで、一日中学びに費やすことができました。
まずは先週、家族旅行の都合で参加できなかった
新宮運送・木南一志社長の講座をアーカイブで視聴。
これは、鍵山秀三郎さんの著書「正しく生きる」の読書会です。
今回の読書会では、この本の中でも私が大好きな箇所
「人の価値はその美学によって決まる」が取り上げられていました。
先日の人を大切にする経営学会東北支部フォーラムの中で
アップルファームの渡部社長もお話しされていた「美意識」の内容とも重なりました。
本から一部を抜粋します。
”
人間には美学、美意識というものがあります。
私の好きな西郷さんは、非常に高い美学、美意識を持っていました。
だから命まで賭けてしまったわけです。
私たち凡人は、とてもその域に達することはできませんが、
「こんなことをしたらみっともない」とか、「はしたない」
という気持ちは働くはずです。それが美学です。
それをどのくらい自分の中に持っているかが大切なのです。
権力や地位、財産などにしがみついて、
みっともない行動を恥じない人たちには、美学がありません。
社会的に立派な地位にいて、人のうらやむ財産を持っていたとしても、
人間としての価値は低いわけです。
昔はよく、「お天道様が見ている」「人様に顔向けがならない」という言い方をしました。
親が必ず子どもにそう言って、はしたない行為、みっともない行いをとがめたものです。
そうやって欲望を抑えることを教え、日本人は規範意識を高めてきました。
(中略)
「会社が潰れそうだから、これをやっても仕方がない」というのは、
はしたない行いの言い訳でしかありません。
それは、「急いでいるから仕方ない」と、目の前のゴミを拾わなかったり、
人を押しのけて前に進もうとしたりする行為と同じです。
美学を大切にしない世の中は、
人の道から外れていると言われても仕方ありません。
”
今回は、いつもこの本を読むときに立ち返る
孟子が掲げた人間の四条件
惻隠の情、羞悪、辞譲、是非のうち
羞悪=恥を知る心
是非=善悪の判断
が大前提にあるように感じながら、自分の胸に問いかけ、聞いていました。
美学とは何か?
私の感覚で、美学と聞くと何となく
自分の中で「これをやったらかっこいい」と感じること
自分が譲れない「~すべきだ」と確立されている価値観
などをイメージしていましたが、そうではないことがわかりました。
昨日、美学とは何かについて改めて考え
まさに題名に「美学」が掲げられている
亀井民治さんの「エピソードで綴る鍵山秀三郎の美学」を読んだところ、
こう書かれていました。
”
美学とは、
他人に迷惑をかけたり、
不快な思いをさせたりしないように、自らを律するものです。
それもいちいち意識をしたうえでのことではなくて、
無意識のうちに行われる言動の中に秘められているものです。
”
自分なりにまとめると
無意識のうちに
他人に迷惑をかけたり、不快な思いをさせたりしないように自ら律するもの。
これを読んで、
現在耕心塾で学んでいる「思いやり」について思い出しました。
思いやりとは
まずは人を不快にさせないこと、そして安心と喜びを与えること。
まさに、美学には思いやりが大前提にあります。
また、昨日読んだもう一冊の本「評伝 塚越寛」の中で
塚越さんも同じようなことをおっしゃっていました。
”
私は社員に言っています。
自分の人生なんだから好きなように生きていいんだと。
だけど一つだけ守らなきゃいけないことがある。
それは人様に迷惑をかけないこと。
もし余裕があったら何かの役に立ちなさいと。
”
私の中で、美学が一本の線でつながりました。
それは
「人としてどうあるべきか」に基づいた思いやりの言動。
私が「美学」に対して持っていた
「自分がかっこいいと思うこと」「自分の中で譲れないこと」という自分中心の価値観は
耕心塾でいうところの
自分がこれまでしてきた経験や体験に基づく「業」が可視化されたものでしかありません。
この業が肥大化して周囲の人を不快にさせてしまわないように気をつけながら
真の美学を、正しく身につけてまいります。
それでは本日も
思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!
鈴木 陽介 拝
一日一感謝
・両親
いつも気遣っていただき
ありがとうございます。
・妻
土曜日のお仕事
いつもありがとうございます。
・妻のご両親、一郎さん
次女と遊んでいただき
ありがとうございます。
【家族日記】
妻 〇歳7か月(2/8生まれ)
長女 9歳3か月(6/9生まれ)
次女 4歳8か月(1/3生まれ)
昨日は妻のおじさんがいらっしゃっているということもあり
次女は妻のご実家へ
そして、長女は学童の遠足へ。
久しぶりに一人の時間がある休日でした。
夕方、次女を迎えに行くと
おじさんに大層気に入られたようで
次女のコミュニケーション能力の高さに驚きました。
次女は
すぐに相手の懐に(ぐいぐい)飛び込んでいきます。(笑)
心の面だけではなく物理的にも・・・(;^_^A
~大切にしている言葉~
「人生、今日が初日」
「前へ、前へ」
「一期一会」
「益はなくとも意味はある」
「大きな努力で、小さな成果を」
「人生において2点間の最短距離は直線ではない」
「回り道が人を育てる」
「素直な心に花が咲く」
「志は高く、身は低く、実践は足元から」
「人生はにこにこ顔の命がけ」
「生きよう今日も喜んで」
「面倒だから、しよう」
「小さなことに大きく感謝する」
「終身路を譲るも、百歩を枉げず」
「与えられた枠を使い切らない」
「選んだ道が一番いい道」
「人生で起きることはすべて佳きこと」
「雨の夜でも天には星」
「困難にも感謝する」
「永遠の一瞬」
「微力ではあるが無力ではない」
「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」
「ひとつを励めば、すべてが変わる」
「心温かきは万能なり」
「心あるところに宝あり」
「人生は喜ばせごっこ」
「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」
「己を愛するは善からぬことの第一也」
「本物は続く、続けると本物になる」
「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」
「攀念智を持たない」
「美点凝視」
「自分を守ると弱くなる」
「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)
「コツコツカツコツ」
「できるだけ譲る」
「微差大差」「積小為大」
「凡事徹底」
「人の役に立つことこそ幸せ」
「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」
「真の思いやりは見返りを求めない」
「運命は人格のなかにある」
「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば
この国はよくなると思いますか?」
「魅は与によって生じ、求によって滅す」
「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」
「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」
「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」
「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」
「無事是貴人」
「わざわざに価値がある」
「人生は心ひとつの置きどころ」
「余生ではなく与生を生きる」
「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」
「真の強者は弱者にやさしい」
「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」
「雨垂れ石を穿つ」
「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」
「不愉快のかわりにほほえみを」
「大海に水一滴」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「耳順」
「日本を1ミリでも良くしたい」
「深山の桜」
「喜者皆美」
「一人光る 皆光る 何も彼も光る」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「物買って来る 自分買って来る」
「相逢先一咲」
「素直」
「和敬清寂」
「口ではなあ」
「一人仁 一人譲」
「日々是新」
「氣恩・感恩・報恩」
「天下のために十銭を惜しむ」
「人生一書生」「一生生徒」
「大志大忍」
「忘己利他」「忘己愛他」
「末広がりの年輪経営」
「徳は孤ならず、必ず隣有り」
「寛容」
「実行有言」
岩手県花巻市から
末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士
税理士事務所ランニングパートナーズ
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