Vol.2663 読書とは、著者との邂逅の喜び。

 

お元氣さまです。

 

 

「読書の秋」ということで

ここ最近、読書に費やす時間が少し増えています。

 

 

読書にはいろいろな読み方がありますが、

私が読書する際に意識しているのは

 

亀井勝一郎さんの「読書論」に出てくる

 

読書とは「邂逅の喜び」

 

だということです。

 

 

「邂逅」とは一言でいうと「めぐり逢い」のことですが、

 

本を通して心と心が触れ合ったなら

今現在逢うことのできない方との、めぐり逢いすら感じることができます。

 

亀井さんはさらに

 

読書を通して「見知らぬ人とさえ友情が結ばれる」と言い

友情についてこうおっしゃっています。

 

 

「古人の跡を求めず、古人の求めたるところを求めよ」

という言葉があります。

 

良き師とは、自分の得たかぎりの知識体験を教える人ではなく、

自分の求めて求めあぐんでいるところを明らかにして、

この道を共に究めようという、迷いへの誘惑者でもあります。

 

人間であるかぎり、道を究めつくすということはありえぬ。

迷いをより明確に指摘してくれるのです。

 

良き弟子、良き識者とは、導く人のそういう気持ちを察して、

その跡でなく、その人の求めんとしているものを求める人のことで、

ここにはじめて友情感が生じ、

この暖かさがかえって真の師弟を成就せしむるのであります。

 

この大前提に立って、よき師を求めるとともに

自分自身もよき読者になる。

 

よき読者になる、ことについても亀井さんは

 

その本に書いてあるだけのことを追いかけるのではなく、

それを書いた人が何を求めているか、

求めようとしているそのものを求めなければならない。

 

と教えてくださいます。

 

 

私自身、人とお逢いした際に心地よく感じるのは

 

「私はこう悟っています」と、

さも自分が道を究めたように語ってくる方ではなく

 

未熟な一人の人間として未だに修業中だと

今も謙虚に自分を省みている方とのお出逢いで

 

同じように、そんな謙虚さを感じる本の読後感が心地よく感じます。

 

 

これは私自身にも思い当たる節があり

 

先日ある方に「鈴木さん、変わりましたよね」

そして、「昔の鈴木さんは怖かった」と言われました。

 

以前の私は

 

自分が学んだことを、

さもこれが絶対に正しいことかのように、人にも押し付けて

 

合わない人は合わない、

わかってくれない人はわかってくれなくていい、

と、謙虚さの欠片もありませんでした。

 

おかげさまで今は、以前よりも少しは人間的に成長し

まずは自分が未熟であることを大前提にできています。

 

 

そうは言うものの

 

「自分はできている」「自分は正しい」と

知らず知らずのうちに、上から目線の押し付けになってしまっていないか。

 

亀井さんがおっしゃるように

 

「人間であるかぎり、道を究めつくすということはありえぬ」

ということを忘れずに

 

未熟な一人の人間として

正しい道を常に求めながら、歩み続けてまいります。

 

 

それでは本日も

思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!

 

鈴木 陽介 拝

 

 

一日一感謝

 

・両親

 いつも気遣っていただき

 ありがとうございます。

・妻

 娘たちの用品買い出し

 いつもありがとうございます。

 

 

【家族日記】

妻 〇歳7か月(2/8生まれ)

長女 9歳3か月(6/9生まれ)

次女 4歳8か月(1/3生まれ)

 

妻がセミナー参加で不在だったため

昨日は私が娘たちの合唱練習に付き添いました。

 

約一時間半

子どもたちの歌に付き合いながら

 

少し怒られながら、振付を頑張って覚える長女と次女

集中が切れた次女の面倒を見てくれる長女

最年少でありながらなんとか最後まで頑張る次女

・・・

 

の姿を微笑ましく見ていました。

 

来週、大きな会場で本番です。

 

 

~大切にしている言葉~

 

「人生、今日が初日」

「前へ、前へ」

「一期一会」

「益はなくとも意味はある」

「大きな努力で、小さな成果を」

「人生において2点間の最短距離は直線ではない」

「回り道が人を育てる」

「素直な心に花が咲く」

「志は高く、身は低く、実践は足元から」

「人生はにこにこ顔の命がけ」

「生きよう今日も喜んで」

「面倒だから、しよう」

「小さなことに大きく感謝する」

「終身路を譲るも、百歩を枉げず」

「与えられた枠を使い切らない」

「選んだ道が一番いい道」

「人生で起きることはすべて佳きこと」

「雨の夜でも天には星」

「困難にも感謝する」

「永遠の一瞬」

「微力ではあるが無力ではない」

「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」

「ひとつを励めば、すべてが変わる」

「心温かきは万能なり」

「心あるところに宝あり」

「人生は喜ばせごっこ」

「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」

「己を愛するは善からぬことの第一也」

「本物は続く、続けると本物になる」

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」

「攀念智を持たない」

「美点凝視」

「自分を守ると弱くなる」

「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)

「コツコツカツコツ」

「できるだけ譲る」

「微差大差」「積小為大」

「凡事徹底」

「人の役に立つことこそ幸せ」

「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」

「真の思いやりは見返りを求めない」

「運命は人格のなかにある」

「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば

 この国はよくなると思いますか?」

「魅は与によって生じ、求によって滅す」

「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」

「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」

「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」

「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」

「無事是貴人」

「わざわざに価値がある」

「人生は心ひとつの置きどころ」

「余生ではなく与生を生きる」

「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」

「真の強者は弱者にやさしい」

「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」

「雨垂れ石を穿つ」

「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」

「不愉快のかわりにほほえみを」

「大海に水一滴」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「耳順」

「日本を1ミリでも良くしたい」

「深山の桜」

「喜者皆美」

「一人光る 皆光る 何も彼も光る」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「物買って来る 自分買って来る」

「相逢先一咲」

「素直」

「和敬清寂」

「口ではなあ」

「一人仁 一人譲」

「日々是新」

「氣恩・感恩・報恩」

「天下のために十銭を惜しむ」

「人生一書生」「一生生徒」

「大志大忍」

「忘己利他」「忘己愛他」

「末広がりの年輪経営」

「徳は孤ならず、必ず隣有り」

「寛容」

「実行有言」

 

岩手県花巻市から

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