Vol.2664 人としてどうあるべきか、を常に考える習慣を身につけましょう。

 

お元氣さまです。

 

 

どこかで見たけど思い出せない・・・

 

モヤモヤしながら探していたエピソードが

致知出版の「小さな人生論」という本に

新聞の読者欄に掲載されていた投書、として取り上げられているのを発見しました。

 

こんなお話です。

 

 

自分の両親は朝から晩まで一所懸命に働いたが、

暮らしは貧窮のどん底だった。

 

自分は子どものころ、

両親がこんなに働いても貧しいのは、

きっと、世の中、つまり社会の仕組みが悪いからだ、と思っていた。

 

やがて、自分は親元を離れ、結婚して家庭を持ち、子どもも生まれた。

 

自分は毎年、両親への御歳暮と御中元を欠かさなかった。

しかし、口頭でも手紙でも、両親から一度もお礼の返事をもらったことはない。

 

いま自分は思う。

 

両親があんなに働いても貧乏から逃れられなかったのは、

決して世の中が悪いのではなく、両親が人間的に未成熟だったからだと。

 

 

これは

何かものをいただいて感謝するかしないか、という話ではなく

 

人としてどうあるべきか、

という視点で深く考えさせられるお話です。

 

とは言うものの

 

私が「人としてどうあるべきか」という視点で真剣に考え始めたのは

2019年以降、年齢でいえば38歳を超えてから(長女が4歳のころ)です。

 

恥ずかしながらそれまでの長い間

自分にとって損か得かという小さな物差しだけで生きていた私ですが

 

経営がなかなかうまくいかず

せっかく入ってくださった社員がやめる、というのを2回も繰り返して初めて

何かがおかしい、ということに気づきます。

 

その後

 

伊那食品工業の塚越寛最高顧問にお逢いし

イエローハット創業者の鍵山秀三郎さんとおはがきを通じてご縁をいただき

人を大切にする経営学会の坂本光司先生の下で学び

・・・

 

その中で

 

全員に共通していた

「人としてどうあるべきか」という命題と巡り逢います

 

 

塚越寛さんは

 

How to Do よりも How to Be と。

 

鍵山秀三郎さんが最初に送ってくださった本は

「正しく生きる 人として大切なことは何か」という題名の本。

 

坂本光司先生は

「やり方」よりも「あり方」と。

 

 

結局、行きつくところは皆、同じでした。

 

「人としてどうあるべきか」が大切。

 

しかし

 

そう頭で理解したからといって、

これまでの行動をガラッと変えることはできません。

 

記憶をさかのぼっていくと

最初は小さな小さなところから。

 

読む本を変え、逢う人を変えるところから始まり

 

その後

毎日書いているブログ発信の内容や趣旨も少しずつ変えていきます。

 

さらには

毎日のトイレ掃除や地域清掃を始め

複写はがきにも本格的に取り組み始め

 

一気に、まとめてではなく

毎日やることを小さな小さなところから少しずつ少しずつ変えることで

考え方が変わり、言動にも変化が見られるようになりました。

 

だからといって38年間積もりに積もった心のクセや

さらに毎日積もっていく心のクセはそう簡単には正すことができません。

 

まだまだ未熟な部分ばかりの私ですが

 

それでも「人としてどうあるべきか」を判断基準にすることで

大きな過ちが少なくなったように感じ

 

以前の私とは違う

いい人生を歩んでいるような感覚すらあります。

 

 

どうでもいいエピソードですが

 

一昨日の夜、花巻市内でクマが出たとの情報がありました。

場所はお隣の西大通です。

 

夜、外食をして家に帰ると

自宅前の公園に十代後半と思われる女性が2名、ブランコで談笑をしていました。

 

「人としてどうあるべきか」

 

勇気を出して妻と2人で話しかけ

 

「この近くでクマが出ているみたいなので気をつけてくださいね」

とお声がけできました。

 

反応からすると、その二人はクマが出た事実を知らなかったようで

その後すぐに2人は公園を後にしていました。

 

小さな小さなことですが、

「人としてどうあるべきか」に基づいて行動をすると

後味のいい人生を送ることができます。

 

 

それでは本日も

思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!

 

鈴木 陽介 拝

 

 

一日一感謝

 

・両親

 いつもメッセージなどで気遣っていただき

 ありがとうございます。

・妻

 遅い時間までのお仕事

 いつもありがとうございます。

・奈津美さん

 色々な仕事に積極的に取り組んでいただき

 いつもありがとうございます。

・道場さま

 貴重なお時間をご一緒していただき

 いつもありがとうございます。

・久保田さま

 貴重なお時間をご一緒していただき

 いつもありがとうございます。

 

【家族日記】

妻 〇歳7か月(2/8生まれ)

長女 9歳3か月(6/9生まれ)

次女 4歳8か月(1/3生まれ)

 

子ども園へ迎えに行った帰りの車内で

今日は3回も泣いた、と次女が話をしてくれました。

 

その話を聞いて

姉として気になったのでしょう。

 

詳細を知ろうと質問をたくさん投げかける長女。

 

次女に何かアドバイスをしようと頑張っていました。

 

微笑ましい限りです。

 

 

~大切にしている言葉~

 

「人生、今日が初日」

「前へ、前へ」

「一期一会」

「益はなくとも意味はある」

「大きな努力で、小さな成果を」

「人生において2点間の最短距離は直線ではない」

「回り道が人を育てる」

「素直な心に花が咲く」

「志は高く、身は低く、実践は足元から」

「人生はにこにこ顔の命がけ」

「生きよう今日も喜んで」

「面倒だから、しよう」

「小さなことに大きく感謝する」

「終身路を譲るも、百歩を枉げず」

「与えられた枠を使い切らない」

「選んだ道が一番いい道」

「人生で起きることはすべて佳きこと」

「雨の夜でも天には星」

「困難にも感謝する」

「永遠の一瞬」

「微力ではあるが無力ではない」

「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」

「ひとつを励めば、すべてが変わる」

「心温かきは万能なり」

「心あるところに宝あり」

「人生は喜ばせごっこ」

「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」

「己を愛するは善からぬことの第一也」

「本物は続く、続けると本物になる」

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」

「攀念智を持たない」

「美点凝視」

「自分を守ると弱くなる」

「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)

「コツコツカツコツ」

「できるだけ譲る」

「微差大差」「積小為大」

「凡事徹底」

「人の役に立つことこそ幸せ」

「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」

「真の思いやりは見返りを求めない」

「運命は人格のなかにある」

「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば

 この国はよくなると思いますか?」

「魅は与によって生じ、求によって滅す」

「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」

「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」

「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」

「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」

「無事是貴人」

「わざわざに価値がある」

「人生は心ひとつの置きどころ」

「余生ではなく与生を生きる」

「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」

「真の強者は弱者にやさしい」

「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」

「雨垂れ石を穿つ」

「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」

「不愉快のかわりにほほえみを」

「大海に水一滴」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「耳順」

「日本を1ミリでも良くしたい」

「深山の桜」

「喜者皆美」

「一人光る 皆光る 何も彼も光る」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「物買って来る 自分買って来る」

「相逢先一咲」

「素直」

「和敬清寂」

「口ではなあ」

「一人仁 一人譲」

「日々是新」

「氣恩・感恩・報恩」

「天下のために十銭を惜しむ」

「人生一書生」「一生生徒」

「大志大忍」

「忘己利他」「忘己愛他」

「末広がりの年輪経営」

「徳は孤ならず、必ず隣有り」

「寛容」

「実行有言」

 

岩手県花巻市から

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