Vol.2672 数え切れない恩徳を受けながら、最もわがままが出やすい相手とは?

 

お元氣さまです。

 

 

昨日はついに念願の博多駅早朝清掃に参加できました!

 

・・・が、その話題は後日にして

記憶の新しい方、昨夜の耕心塾で学んだ内容について書きます。

 

昨夜は耕心塾からホテルに戻り、はがきを7枚。

今朝は10枚のはがきを書いていたため、ブログの更新が少し遅くなりました。

 

 

さて

 

昨夜の耕心塾で、正講師の芳野健さまが私たち塾生に伝えてくださったのは

「父母の恩を心がける」という内容でした。

 

 

素心の学びがきっかけで8月末に購入した

「父母恩思経(ぶもおんじゅうきょう)」という冊子があります。

 

現在福岡におり手元にないため、池田先生の素心201号から

父母恩重経に書かれている、子をいつくしむ親の姿として描かれている「十種の恩徳」について

ここに一つずつ、意味とともに書き記したいと思います。

 

一、懐胎守護(かいたいしゅご)の恩

胎内に子を宿した十月のあいだ、母は子のために自分の血肉をわけ、みずからは重病人のようになってしまう。

子のからだは、こうしてつくられていく。

 

二、臨生受苦(りんしょうじゅく)の恩

陣痛がはじまると、母親はからだじゅうが痛みだし、骨も節々もバラバラになりそうで、苦しみのあまり心が乱れる。

ときには、命を落とす危険もある。

 

三、生子忘憂(しょうしぼうゆう)の恩

無事安産であれば、母親は生きかえったようになり、

子の声を聞いて、自分自身もまた新しく生まれてきたかのごとく思う。


四、乳哺養育(にゅうほよういく)の恩

子が生まれたときには花のようにかがやいていた母親の顔も、

乳を与えて養い、数年たつと、憔悴してしまうほどである。


五、廻乾就湿(かいかんじゅしつ)の恩

水のような冷たい霜の夜も、氷のように寒い明けがたにも、

親は乾いたところに子を置き、自分は湿ったところに寝るものである。


六、洗灌不浄(せんかんふじょう)の恩

子が母親のふところに大便をし、着物に小便をしたとしても、

それを少しもきたないとは思わず、みずからの手できれいに洗濯をする。


七、嚥苦吐甘(えんくとかん)の恩

親は、苦くまずいものを食べ、甘くおいしいものを子にあたえる。


八、為造悪業(いぞうあくごう)の恩

もし、子のために悪いおこないをし、苦しみの世界に落ちなければならないとしても、

甘んじて受けとめる。


九、遠行憶念(おんぎょうおくねん)の恩

遠くへ行った子が帰って無事な顔を見せるまでは、じっとしておれず、

寝ても覚めても心配をしている。


十、究竟憐愍(くきょうれんみん)の恩

生きているあいだには子のために身がわりになろうとし、

自分が亡くなってからも子を守ってやりたいと願う。

 

 

私が両親からこれだけの恩徳を受けていた

そして、今も受け続けている、と考えると、感謝で頭が上がりません。

 

しかし、

これだけの恩徳を受けていながら、最もわがままが出やすいのが両親。

 

そう芳野さまがお話しされたとき、ハッとしました。

 

今は両親と一緒に住んでおりませんが

一緒に住んでいたときは、どれだけわがままし放題だったか・・・

 

思い出すと恥ずかしさと申し訳なさにキリがありません。

 

 

昨日の講義では

 

「孝経」の中にある「孝は徳のもとなり」という言葉から

 

最も恩徳を受けている、

それでいて最もわがままが出やすい両親に、思いやりを示すことができているか。

 

もしできていないのであれば、すべてに意味がなくなってしまう。

 

とまで、踏み込んでくださいました。

 

おかげさまで、

私はまだまだできていない、と深く反省をした一日となりました。

 

 

耕心塾の学びは「学行一致」です。

 

学んだことを一致させるために何ができるかを考え、実行していきます。

 

「父母への思いやり」という視点で

早速すでに実行し始めたことがありますが

 

「実行有言」

 

ある程度継続できたら、またこのブログなどで報告します。

 

 

ウォーキング月間 昨日の歩数 15,289歩

 

それでは本日も

思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!

 

鈴木 陽介 拝

 

 

一日一感謝

 

・両親

 生んで育てていただき

 ありがとうございます。

・家族

 出張させていただき

 いつもありがとうございます。

・奈津美さん

 出張させていただき

 いつもありがとうございます。

・博多駅早朝清掃をしてくださった皆さま

 貴重なお時間をご一緒していただき

 ありがとうございます。

・素心学を一緒に学ばせていただいている同志の皆さま

 貴重なお時間をご一緒していただき

 ありがとうございます。

・加藤さん

 塾まで送迎していただき

 いつもありがとうございます。

 

 

【家族日記】

妻 〇歳8か月(2/8生まれ)

長女 9歳3か月(6/9生まれ)

次女 4歳9か月(1/3生まれ)

 

昨夜はちょうどホテルの外に出たタイミングで

娘から着信がありました。

 

小倉の街並みをLINE電話でうつすと「都会だね~」と長女。

 

いつもとは違う雰囲気で電話を楽しめました。

 

娘たちも妻に協力してくれているようで、いつも本当に感謝です。

 

 

~大切にしている言葉~

 

「人生、今日が初日」

「前へ、前へ」

「一期一会」

「益はなくとも意味はある」

「大きな努力で、小さな成果を」

「人生において2点間の最短距離は直線ではない」

「回り道が人を育てる」

「素直な心に花が咲く」

「志は高く、身は低く、実践は足元から」

「人生はにこにこ顔の命がけ」

「生きよう今日も喜んで」

「面倒だから、しよう」

「小さなことに大きく感謝する」

「終身路を譲るも、百歩を枉げず」

「与えられた枠を使い切らない」

「選んだ道が一番いい道」

「人生で起きることはすべて佳きこと」

「雨の夜でも天には星」

「困難にも感謝する」

「永遠の一瞬」

「微力ではあるが無力ではない」

「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」

「ひとつを励めば、すべてが変わる」

「心温かきは万能なり」

「心あるところに宝あり」

「人生は喜ばせごっこ」

「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」

「己を愛するは善からぬことの第一也」

「本物は続く、続けると本物になる」

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」

「攀念智を持たない」

「美点凝視」

「自分を守ると弱くなる」

「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)

「コツコツカツコツ」

「できるだけ譲る」

「微差大差」「積小為大」

「凡事徹底」

「人の役に立つことこそ幸せ」

「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」

「真の思いやりは見返りを求めない」

「運命は人格のなかにある」

「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば

 この国はよくなると思いますか?」

「魅は与によって生じ、求によって滅す」

「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」

「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」

「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」

「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」

「無事是貴人」

「わざわざに価値がある」

「人生は心ひとつの置きどころ」

「余生ではなく与生を生きる」

「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」

「真の強者は弱者にやさしい」

「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」

「雨垂れ石を穿つ」

「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」

「不愉快のかわりにほほえみを」

「大海に水一滴」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「耳順」

「日本を1ミリでも良くしたい」

「深山の桜」

「喜者皆美」

「一人光る 皆光る 何も彼も光る」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「物買って来る 自分買って来る」

「相逢先一咲」

「素直」

「和敬清寂」

「口ではなあ」

「一人仁 一人譲」

「日々是新」

「氣恩・感恩・報恩」

「天下のために十銭を惜しむ」

「人生一書生」「一生生徒」

「大志大忍」

「忘己利他」「忘己愛他」

「末広がりの年輪経営」

「徳は孤ならず、必ず隣有り」

「寛容」

「実行有言」

 

岩手県花巻市から

末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士

税理士事務所ランニングパートナーズ

 

https://www.running-partners.com/