Vol.2677 安心と喜びを与える前に、不快にさせないことが先。

 

お元氣さまです。

 

恥ずかしながら

人の痛みには鈍感で、自分の痛みには敏感な私。

 

一昨日あたりから治療中の歯が痛み出し、

痛み止めも切れてしまいました。

 

市販の痛み止めを飲むもなかなか痛みは治まらず

夜中に何度も痛みで目が覚めてしまい、寝不足も重なります。

 

ちょうど連休中ですので

あまり効かない市販の痛み止めを飲んで、あとは我慢するのみ。

 

 

現在学んでいる素心学では

 

どんなに体の痛みがあったとしても感謝とともに目覚める、

 

と教わっていますが

 

夜中に痛みで目覚めてしまうと、なかなか感謝の心境にはなれず

自分の未熟さを実感しています。

 

 

痛みがあるとどうしても動きが鈍ってしまうため

家族にも歯が痛いことは伝えていますが

 

ただ一つ心がけていることは、痛そうな顔をしないこと。

 

 

小さなことかもしれませんが

 

痛そうな顔をしても痛みが治まるわけではなく

さらにいえば、痛そうな顔は、周囲の人を不快にさせてしまうからです。

 

 

素心学では

 

思いやりの表れとして

 

まずは人を不快にさせないこと。

そして、安心と喜びを与えること。

 

と学びます。

 

 

先日会社訪問をさせていただいた、

素心学で正講師を務めてくださっている加来寛さんが

 

この「人を不快にさせない」と「安心と喜びを与える」の順番が大事。

 

だと、講話の中で強調されていました。

 

 

稲盛和夫さんの

 

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

 

という方程式がありますが、

 

この方程式のポイントは、かけ算であるということと

「考え方」にはマイナス100からプラス100まであるということです。

 

つまり

いくら熱意や能力があっても

考え方がマイナスであれば、すべてがマイナスになってしまいます。

 

 

同じように

 

いくら周囲に安心と喜びを与える行動が増えたとしても

 

周囲を不快にさせる行動が減らないのであれば

思いやり、という視点では本末転倒になってしまうでしょう。

 

これを私は

「妻への毎日のはがき」を実践することで、実感しています。

 

毎日、妻へ感謝のはがきを書いて

安心と喜びを与えようとしていても

 

普段、妻を不快にさせる行動が減らないのであれば

(もちろん努力はしています)

妻は、私が変わった、とは認識してくれません。

 

 

学びの本質は

 

「周囲に喜ばれる行動を増やすこと」

 

ではなく

 

「自己の欠けていることに気づいて、そこを正すこと」

 

だということの本質が少しわかったように感じます。

 

 

安心や喜びを与えることに目を奪われて

目の前の人を不快にさせることに目をつぶっていないか。

 

改めて心してまいります。

 

本日は歯の痛みを抱えながら

一日中、娘たちの合唱のお付き合い。

 

周囲を不快にさせる行動が出さないようにするための

いい修業の場になりそうです。

 

 

それでは本日も

思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!

 

鈴木 陽介 拝

 

 

一日一感謝

 

・両親

 いつも気にかけていただき

 ありがとうございます。

・家族

 協力していただき

 いつもありがとうございます。

 

【家族日記】

妻 〇歳8か月(2/8生まれ)

長女 9歳4か月(6/9生まれ)

次女 4歳9か月(1/3生まれ)

 

公園で楽しそうにシャボン玉で遊ぶ長女と次女。

 

親として

二人が仲良くしている姿を見るだけで元氣になれます。

 

娘たちにとって

最も身近な人に対する思いやりは私たち両親と姉妹の間。

 

私も娘たちにもっと思いやりを示さねば・・・

 

と、気づかされました。

 

~大切にしている言葉~

 

「人生、今日が初日」

「前へ、前へ」

「一期一会」

「益はなくとも意味はある」

「大きな努力で、小さな成果を」

「人生において2点間の最短距離は直線ではない」

「回り道が人を育てる」

「素直な心に花が咲く」

「志は高く、身は低く、実践は足元から」

「人生はにこにこ顔の命がけ」

「生きよう今日も喜んで」

「面倒だから、しよう」

「小さなことに大きく感謝する」

「終身路を譲るも、百歩を枉げず」

「与えられた枠を使い切らない」

「選んだ道が一番いい道」

「人生で起きることはすべて佳きこと」

「雨の夜でも天には星」

「困難にも感謝する」

「永遠の一瞬」

「微力ではあるが無力ではない」

「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」

「ひとつを励めば、すべてが変わる」

「心温かきは万能なり」

「心あるところに宝あり」

「人生は喜ばせごっこ」

「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」

「己を愛するは善からぬことの第一也」

「本物は続く、続けると本物になる」

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」

「攀念智を持たない」

「美点凝視」

「自分を守ると弱くなる」

「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)

「コツコツカツコツ」

「できるだけ譲る」

「微差大差」「積小為大」

「凡事徹底」

「人の役に立つことこそ幸せ」

「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」

「真の思いやりは見返りを求めない」

「運命は人格のなかにある」

「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば

 この国はよくなると思いますか?」

「魅は与によって生じ、求によって滅す」

「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」

「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」

「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」

「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」

「無事是貴人」

「わざわざに価値がある」

「人生は心ひとつの置きどころ」

「余生ではなく与生を生きる」

「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」

「真の強者は弱者にやさしい」

「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」

「雨垂れ石を穿つ」

「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」

「不愉快のかわりにほほえみを」

「大海に水一滴」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「耳順」

「日本を1ミリでも良くしたい」

「深山の桜」

「喜者皆美」

「一人光る 皆光る 何も彼も光る」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「物買って来る 自分買って来る」

「相逢先一咲」

「素直」

「和敬清寂」

「口ではなあ」

「一人仁 一人譲」

「日々是新」

「氣恩・感恩・報恩」

「天下のために十銭を惜しむ」

「人生一書生」「一生生徒」

「大志大忍」

「忘己利他」「忘己愛他」

「末広がりの年輪経営」

「徳は孤ならず、必ず隣有り」

「寛容」

「実行有言」

 

岩手県花巻市から

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