Vol.2689 素直な心になれば、痛みもまた和らぐのか??

 

お元氣さまです。

 

 

妻の足の手術に先駆けて、

数日前に、会社を早退して外科手術をしてきました。

 

外科手術といっても、

いわゆる、歯医者で「親知らず」を抜く、というものです。

 

十数年前に、左側の親知らずを抜いたことがあるのですが、

その際は、歯の根元がかなり曲がっていたため歯医者では処置できず。

 

大きな病院でまあまあ大変な手術をした経験がありますので、

そのときのトラウマのようなものがあり、

そう簡単にはいかないぞ、と覚悟をして向かいました。

 

これが「業の意識」というものでしょう。

 

 

ことの経緯は、別の歯の治療。

 

治療をしていた歯とは別に、なかなか痛みの治まらない歯がありました。

色々と処置をして様子をみても、なかなか痛みが治まらない。。。

 

先生から「親知らずだから抜きましょう」とさらっと言われ、

 

素直な心を学んでいる私は、

先生の言うままに「はい、わかりました」と受け入れました。

(素直な心の正しい使い方かどうかはさておき)

 

そうすると「じゃあ次回」と、なんとあっさりな展開に。

 

 

そして当日を迎えたわけですが、私の予想通り一筋縄ではいきません。

 

まずは麻酔をして歯をぐりぐり。

簡単には抜けず、さらに麻酔を足して歯をぐりぐり。

 

それでも痛みがあるため、

さらにさらに麻酔を何度か足してぐりぐり、バキバキ。

 

それでも、なかなかスムーズに抜けません。

 

骨に癒着していたとのことで歯茎を削り、骨を削り・・・

(思い出しただけでも痛い!!)

 

いちばん奥の歯なので、治療の途中でくちびるも切れて出血。

 

色々と我慢した後、

「歯は抜けていますので、あとは痛みの原因を・・・」

との先生の声で、初めて歯がすでに抜けたことを知ります。

 

その後、痛みの原因を探るべくCTスキャンを取り、改めて治療開始。

 

周囲に麻酔をいくらうってもきかないので、

患部に直接麻酔を打ちますが、これがまあ痛い痛い。

 

手を握りしめ、脂汗が止まりません。

 

痛みをこらえ、たまっていた膿が何とかとれたようですが

「取れた膿を見せようと思ったら間違って捨てちゃった」と先生。

 

ちょっと痛みの原因を見たかったな、とも思いましたが

最後に傷口を縫って終了です。

 

今回の親知らず除去手術では、

学んでいる素心学に照らし合わせて、いろいろと学ばせていただきました。

 

 

まず、何事があっても

「起こるべくして起きた。ありがとうございます。」と、受け入れて感謝をすること。

 

私自身もかなり疲弊はしたのですが、

起こったことに対しての感謝とともに、

先生と助手の方へも、その場で感謝を伝えることができました。

 

また

 

「相手を不快・不安にさせない」

「いつでも笑顔で挨拶(にっこり行)」

 

事務所に戻った際、「今日はこのまま早退します」と伝えましたが、

痛むそぶりは見せずに穏やかに伝えることができました。

 

おそらく奈津美さんは、気がついていないでしょう。

 

 

私はこれまで何度か、

手の骨折、鼻の骨折などで全身麻酔の手術も受けています。

そして、今回の歯の手術。

 

ですから、手術を待つ妻の気持ちも若干わかる。。。

 

と思っていましたが、今日のブログを書きながら、

 

「自分は体験したことがあるから」と、

相手のことまでわかったつもりになって「したたか」になり、

最低の人間に成り下がっていたことに気づきました。

 

 

人間は何歳になっても、どんな経験をしていたとしても、

いつまでも純粋でなければいけない。

 

そんな、小さなことに対しても傷つきやすい感受性が豊かな人間だけが、

周囲の人を温かく包み込む資格がある。

 

とは、鍵山さんの言葉です。

 

いつの間にか、体験したことが「したたかさ」の温床になってしまっていないか。

常に反省しながら、気をつけねば、と改めて感じました。

 

 

最後に

 

歯医者にいった際、

待ち時間に読むために持っていた本が、

池田繁美先生の著書「素直な心に花が咲く」でした。

 

その中で書かれている、

池田先生が腹部の手術で入院したときのエピソード。

 

手術の数日後に患部がうずき、

痛み止めの注射・座薬・点滴などをしても痛みが一向に治まらず。

 

そのときに浮かんできたのが

「思いは、心に影落とす」という言葉だったそうです。

 

今回の痛みは、

「思いは心に影を落とす。だから、心の曇りを取りのぞきなさい」

と、何かに気づかせようと自分をベッドに運んだに違いない。

 

そう思えた瞬間に痛みが消えたというのです。

 

 

麻酔が切れ、痛みが戻ってきたときにそのエピソードが思い浮かび

 

「自分の思いを正しくする機会をいただき、ありがとうございます」

 

そう考えた瞬間に、痛みが和らいだ気がしました。

 

 

「真理は現実のただ中にあり」

 

おかげさまで、

日々の出来事から、多くを学ばせていただいております。

 

今日も一日、現実の中から学ばせていただきます。

 

 

それでは本日も

思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!

 

鈴木 陽介 拝

 

 

一日一感謝

 

・両親

 いつもメッセージ等で気にかけていただき

 ありがとうございます。

・妻

 遅い時間までの仕事&夕食の準備

 いつもありがとうございます。

・奈津美さん

 お客さまの決算に取り組んでいただき

 ありがとうございます。

・荒川さま

 わざわざ美味しい果物を届けていただき

 ありがとうございます。

・百瀬さま

 貴重なお時間をご一緒していただき

 ありがとうございます。

 

【家族日記】

妻 〇歳8か月(2/8生まれ)

長女 9歳4か月(6/9生まれ)

次女 4歳9か月(1/3生まれ)

 

長女の咳が止まらず、少々心配です。

 

こちらは心配しているのに・・・

 

漫画やおもちゃ、テレビに気がとられ

いつまでも布団に入ろうとしない長女。

 

親の心、子知らず。

 

略して「親知らず!」

 

抜いてあげたい・・・笑

 

ちなみに「親知らず」の語源は諸説ありますが

 

昔は平均寿命が短く、

「親知らず」が生えるころには親が亡くなっていたため

「親知らず」と呼ばれるという説があります。

 

人として大切なことは「親知らず」にならないようにしてあげたいですね。

 

 

~大切にしている言葉~

 

「人生、今日が初日」

「前へ、前へ」

「一期一会」

「益はなくとも意味はある」

「大きな努力で、小さな成果を」

「人生において2点間の最短距離は直線ではない」

「回り道が人を育てる」

「素直な心に花が咲く」

「志は高く、身は低く、実践は足元から」

「人生はにこにこ顔の命がけ」

「生きよう今日も喜んで」

「面倒だから、しよう」

「小さなことに大きく感謝する」

「終身路を譲るも、百歩を枉げず」

「与えられた枠を使い切らない」

「選んだ道が一番いい道」

「人生で起きることはすべて佳きこと」

「雨の夜でも天には星」

「困難にも感謝する」

「永遠の一瞬」

「微力ではあるが無力ではない」

「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」

「ひとつを励めば、すべてが変わる」

「心温かきは万能なり」

「心あるところに宝あり」

「人生は喜ばせごっこ」

「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」

「己を愛するは善からぬことの第一也」

「本物は続く、続けると本物になる」

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」

「攀念智を持たない」

「美点凝視」

「自分を守ると弱くなる」

「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)

「コツコツカツコツ」

「できるだけ譲る」

「微差大差」「積小為大」

「凡事徹底」

「人の役に立つことこそ幸せ」

「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」

「真の思いやりは見返りを求めない」

「運命は人格のなかにある」

「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば

 この国はよくなると思いますか?」

「魅は与によって生じ、求によって滅す」

「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」

「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」

「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」

「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」

「無事是貴人」

「わざわざに価値がある」

「人生は心ひとつの置きどころ」

「余生ではなく与生を生きる」

「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」

「真の強者は弱者にやさしい」

「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」

「雨垂れ石を穿つ」

「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」

「不愉快のかわりにほほえみを」

「大海に水一滴」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「耳順」

「日本を1ミリでも良くしたい」

「深山の桜」

「喜者皆美」

「一人光る 皆光る 何も彼も光る」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「物買って来る 自分買って来る」

「相逢先一咲」

「素直」

「和敬清寂」

「口ではなあ」

「一人仁 一人譲」

「日々是新」

「氣恩・感恩・報恩」

「天下のために十銭を惜しむ」

「人生一書生」「一生生徒」

「大志大忍」

「忘己利他」「忘己愛他」

「末広がりの年輪経営」

「徳は孤ならず、必ず隣有り」

「寛容」

「実行有言」

「心を込めて、丁寧に」

 

岩手県花巻市から

末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士

税理士事務所ランニングパートナーズ

 

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