Vol.2696 「開門落葉多」に気づいたら、ほうきを手に取って掃除する。

 

お元氣さまです。

 

8月決算のお客さまの申告が無事に終わり、

昨日は久しぶりにお茶のお稽古に行くことができました。

 

なかなか予定が合わず、

前回行ったのが8月ですから、2か月以上ぶりです。

 

その間も、頭の中では忘れておらず、

 

9月は松下幸之助経営塾の同志会に参加した際、中尊寺で茶席を体験。

 

10月は娘たちの合唱に付き添った際、

芸術祭のようなもので茶席を発見し、一服いただきました。

 

そんなお茶のお稽古ですが、

 

だいたいの季節感として

5月~10月は夏季、11月~4月は冬季になり、

夏季は卓上式の風炉、冬は畳の中に埋め込まれている炉を使用する時季です。

 

 

昨日から11月。

茶道のお正月である炉開きの時季。

 

昨日参加すると、茶室はすでに炉に変わっていました。

 

 

また、いつもとは違う床の間。

 

お花ではなく「茶壷」が飾られていました。

 

以前はお茶屋さんに茶壷を預け、新茶を詰めてもらい保管しておき、

11月頃に茶壷の封を開けて葉茶を取り出し、茶臼で挽いて・・・

 

という「茶壷の口切」という儀式があったようですが、

ここ最近はだんだん減ってきたようで、

 

それでも、そういう季節感を味わってほしい、という先生の心遣いが伝わってきます。

 

 

そして、私がいつも楽しみにしている掛け軸。

 

今回の掛け軸の言葉は、達筆ですぐには解読できませんでしたが

「開門落葉多」と書いてある、と先生が教えてくださいました。

 

門を開けば落葉(らくよう)多し。

 

落ち葉の多いこの時季にぴったりのこの言葉ですが、

この前に「聴雨寒更尽」という言葉が付き、対となって意味を成すとのこと。

 

雨を聴いて寒更(かんこう)尽き。

 

二つをつなげると

「雨を聴いて寒更尽き、門を開けば落葉多し」

 

寒い夜更けに雨音を聴いて過ごし、

夜が明けて門を開けてみると、落ち葉が辺り一面に落ちていた。

 

つまり、一晩中雨音だと思って聞いていたのは、

実は落ち葉の音だったという様子をあらわしており、

 

転じて、

 

頭の中で想像をしているだけでは真実かどうかはわからず、

何事も自分の目で確かめてみないとわからない。

 

そんな教訓を読み取ることができ、

自ら行動することの大切さを教えてくれる言葉だそうです。

 

 

私も、人からの話を聞いたり本で読んだり、二次情報三次情報に触れたとき、

「きっとこうだろうな・・・」と想像することがよくあります。

 

しかし、それは自分のこれまでの経験や体験にとらわれた状態での想像ですから、

自ら足を運んで自分の目で確かめると当初の想像とは全く違った、ということがほとんど。

 

現場に足を運ぶことの大切さを身をもって感じています。

 

 

もちろん、自分の目で見たものがすべてではありません。

 

物事を素直な心の目で見ることができなければ、自分の見たいものだけしか見えず、

結果として、本質を見誤ってしまいます。

 

 

まずは、本当に雨音なのか・・・と、自分の目で確かめることの大切さ。

 

そして、実際の目で確かめるだけではなく、

澄んだ素直な心の目で見て何を感じるのか。

 

大切なことが詰まった言葉のように思えてなりません。

 

 

落ち葉の多いこの時季。

 

昨日も先生は私たちを出迎えるため、

お庭の落ち葉をキレイにしてくださったに違いありません。

 

そんな有難い姿を感謝とともに想像し、

「開門落葉多」で終わらずに、さらに下手な対句をプラス。

 

「持箒心掃除」

 

心の門を開き、落ち葉が多いのを見たら、次はほうきをもってきれいに掃除をする。

 

この作業が日々必要だと実感しています。

 

 

さて、本日は静かな朝ですが、

外では落ち葉が舞っていないか、自分の目と足で確認してきます。

 

 

それでは本日も

思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!

 

鈴木 陽介 拝

 

 

一日一感謝

 

・両親

 いつもメッセージをいただき

 ありがとうございます。

・妻

 夜遅くまでのお仕事

 いつもありがとうございます。

・奈津美さん

 お客さまへお届け物を届けていただいたり、

 いつもありがとうございます。

・斎藤さま、斎藤さま、後藤さま

 貴重なお時間をご一緒していただき

 いつもありがとうございます。

・澄江先生、鎌田さま、松川さまご夫妻

 貴重なお時間をご一緒していただき

 ありがとうございます。

 

【家族日記】

妻 〇歳8か月(2/8生まれ)

長女 9歳4か月(6/9生まれ)

次女 4歳9か月(1/3生まれ)

 

ウソ泣き(半分本気)を覚えた次女。

 

何か自分の意に沿わないことがあると、

「泣いちゃうよ」と自分でアピールをしてきます(;^_^A

 

昨日も買い物で手をつなげないと

 

「迷子になってもいいの?」と、アピール。

 

以前迷子になったこともあるため、信ぴょう性があります。

 

「お店の中からでなければ大丈夫」と告げて少し離れると、

泣いたような素振りをしています。

 

念のため長女を迎えに行かせると、笑顔で走ってきました。

 

したたかな小娘から脱却させねば・・・笑

 

 

~大切にしている言葉~

 

「人生、今日が初日」

「前へ、前へ」

「一期一会」

「益はなくとも意味はある」

「大きな努力で、小さな成果を」

「人生において2点間の最短距離は直線ではない」

「回り道が人を育てる」

「素直な心に花が咲く」

「志は高く、身は低く、実践は足元から」

「人生はにこにこ顔の命がけ」

「生きよう今日も喜んで」

「面倒だから、しよう」

「小さなことに大きく感謝する」

「終身路を譲るも、百歩を枉げず」

「与えられた枠を使い切らない」

「選んだ道が一番いい道」

「人生で起きることはすべて佳きこと」

「雨の夜でも天には星」

「困難にも感謝する」

「永遠の一瞬」

「微力ではあるが無力ではない」

「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」

「ひとつを励めば、すべてが変わる」

「心温かきは万能なり」

「心あるところに宝あり」

「人生は喜ばせごっこ」

「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」

「己を愛するは善からぬことの第一也」

「本物は続く、続けると本物になる」

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」

「攀念智を持たない」

「美点凝視」

「自分を守ると弱くなる」

「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)

「コツコツカツコツ」

「できるだけ譲る」

「微差大差」「積小為大」

「凡事徹底」

「人の役に立つことこそ幸せ」

「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」

「真の思いやりは見返りを求めない」

「運命は人格のなかにある」

「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば

 この国はよくなると思いますか?」

「魅は与によって生じ、求によって滅す」

「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」

「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」

「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」

「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」

「無事是貴人」

「わざわざに価値がある」

「人生は心ひとつの置きどころ」

「余生ではなく与生を生きる」

「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」

「真の強者は弱者にやさしい」

「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」

「雨垂れ石を穿つ」

「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」

「不愉快のかわりにほほえみを」

「大海に水一滴」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「耳順」

「日本を1ミリでも良くしたい」

「深山の桜」

「喜者皆美」

「一人光る 皆光る 何も彼も光る」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「物買って来る 自分買って来る」

「相逢先一咲」

「素直」

「和敬清寂」

「口ではなあ」

「一人仁 一人譲」

「日々是新」

「氣恩・感恩・報恩」

「天下のために十銭を惜しむ」

「人生一書生」「一生生徒」

「大志大忍」

「忘己利他」「忘己愛他」

「末広がりの年輪経営」

「徳は孤ならず、必ず隣有り」

「寛容」

「実行有言」

「心を込めて、丁寧に」

 

岩手県花巻市から

末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士

税理士事務所ランニングパートナーズ

 

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