Vol.2701 「ニコニコ顔の悪魔」に気づけるよう、常に哲学を高め続け、謙虚さを魔除けにする。

 

お元氣さまです。

 

 

人間学を学ぶ月刊誌「致知12月号」が届きました。

 

早速読み進めていくと、

 

稲盛和夫さんの側近で30年近く行動を共にし、

会長補佐専務執行役員という立場で日本航空の再建に携わった、大田嘉仁さんという方の、

「稲盛和夫に学んだ運命を高める生き方」という記事が掲載されていました。

 

 

大田さんには直接お逢いしたことはありませんが、

著書である「JALの奇跡」

 

そして、9月に出版された「運命をひらく生き方ノート」

をすでに読んでいることもあり、今回も大変興味深く読むことができました。

 

そんな大田さんの記事を読んでいて目にとまった言葉が、

 

稲盛和夫さんの

 

悪魔はニコニコ顔でやってくる。

哲学がないとそれに乗り、失敗してしまう。

 

という言葉です。

 

 

これは昨日のブログに書いた田坂広志さんの「思想」と同じ意味合いだと感じますが、

私自身、「哲学が全くなかった時代」の苦い経験があります。

 

例えば、経営者という視点でいくと、

開業当初、経営についての素人だった私は、

手探り状態で様々なセミナー等に参加したり、自分から積極的に行動します。

 

この行動自体は問題なかったと思うのですが、

 

自分自身に哲学がない状態の私は、

「悪魔」とは言いませんが、ニコニコ顔で近づいてくる方が、

いい人なのか悪い人なのかの区別が全くつきません。

 

結果として、

今の私から見ると、大きな失敗と言わざろうを得ない判断を何度もしてしまいます。

 

また、勉強に関してもそうです。

 

開業当初、経営について学び始めたときの私は、

哲学・あり方ではなく「やり方」を最優先にしてしまい、

結果として、いちばん大事な社員を大切にできず、大きな失敗をしてしまいます。

 

もちろん、そのときの失敗のおかげで今があるのですが、

哲学なき状態の怖さを実感しています。

 

今も確固たる哲学があるかと問われれば、まだまだ未熟だと言わざるを得ません。

 

そこで今、気をつけているのが「いいとこどりをしない」ということです。

 

自分自身に哲学がないままいいとこどりをしようとすると、

ニコニコ顔の悪魔に気づかず失敗する。

 

決して上から目線ではなく、

そしてもちろん、自分自身が哲学を高め続けていくことは大前提で、

 

いくらやり方が素晴らしく見えても、

正しい哲学を感じない方の近くには、できる限り近寄らないようにしています。

 

霧の中を行けば覚えざるに衣湿る。

よき人に近づけば、覚えざるによき人になるなり。

 

の言葉通り、

未熟であればあるほど、「自分は大丈夫」と、いいとこどりをしようとしても、

気づかないうちにかなりの影響を受けてしまうからです。

 

 

そんなことを意識してまだ数年ですが、

 

ここ最近は以前に比べて、

「ニコニコ顔の悪魔」がなんとなくわかるようになってきたと感じています。

 

ただ、そう感じているということは、また心に隙ができているのかもしれない・・・

 

こちらも稲盛和夫さんの言葉ですが、

 

「謙虚さは魔除け」

 

常に謙虚に哲学を高め続けてまいります。

 

 

それでは本日も

思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!

 

鈴木 陽介 拝

 

 

一日一感謝

 

・両親

 いつもメッセージで気にかけていただき

 ありがとうございます。

・妻

 夜の家事など

 いつもありがとうございます。

・奈津美さん

 年末調整について調べていただき、

 ありがとうございます。

・日本を美しくする会の皆さま

 執行部会に参加させていただき、

 ありがとうございます。

・佐藤さま

 ブログ2700回のおはがきを当日にいただき、

 ありがとうございます。大感動です!!

 

【家族日記】

妻 〇歳8か月(2/8生まれ)

長女 9歳4か月(6/9生まれ)

次女 4歳10か月(1/3生まれ)

 

来年は4年生になる長女。

 

学校でクラブ選びが始まったとのことで、

家庭科クラブを狙っているようです。

 

料理ができると役立つ、と長女。

 

見学の際に食べたクレープの効果で人気のクラブのようですが、

せっかくなので入れるように願っています。

 

ただ、人数が多くて調整が入ったときは、

自分から譲ってあげてね、と伝えました。

 

絶対に譲らなかった私の少年時代は置いておいて・・・

 

 

~大切にしている言葉~

 

「人生、今日が初日」

「前へ、前へ」

「一期一会」

「益はなくとも意味はある」

「大きな努力で、小さな成果を」

「人生において2点間の最短距離は直線ではない」

「回り道が人を育てる」

「素直な心に花が咲く」

「志は高く、身は低く、実践は足元から」

「人生はにこにこ顔の命がけ」

「生きよう今日も喜んで」

「面倒だから、しよう」

「小さなことに大きく感謝する」

「終身路を譲るも、百歩を枉げず」

「与えられた枠を使い切らない」

「選んだ道が一番いい道」

「人生で起きることはすべて佳きこと」

「雨の夜でも天には星」

「困難にも感謝する」

「永遠の一瞬」

「微力ではあるが無力ではない」

「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」

「ひとつを励めば、すべてが変わる」

「心温かきは万能なり」

「心あるところに宝あり」

「人生は喜ばせごっこ」

「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」

「己を愛するは善からぬことの第一也」

「本物は続く、続けると本物になる」

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」

「攀念智を持たない」

「美点凝視」

「自分を守ると弱くなる」

「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)

「コツコツカツコツ」

「できるだけ譲る」

「微差大差」「積小為大」

「凡事徹底」

「人の役に立つことこそ幸せ」

「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」

「真の思いやりは見返りを求めない」

「運命は人格のなかにある」

「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば

 この国はよくなると思いますか?」

「魅は与によって生じ、求によって滅す」

「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」

「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」

「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」

「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」

「無事是貴人」

「わざわざに価値がある」

「人生は心ひとつの置きどころ」

「余生ではなく与生を生きる」

「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」

「真の強者は弱者にやさしい」

「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」

「雨垂れ石を穿つ」

「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」

「不愉快のかわりにほほえみを」

「大海に水一滴」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「耳順」

「日本を1ミリでも良くしたい」

「深山の桜」

「喜者皆美」

「一人光る 皆光る 何も彼も光る」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「物買って来る 自分買って来る」

「相逢先一咲」

「素直」

「和敬清寂」

「口ではなあ」

「一人仁 一人譲」

「日々是新」

「氣恩・感恩・報恩」

「天下のために十銭を惜しむ」

「人生一書生」「一生生徒」

「大志大忍」

「忘己利他」「忘己愛他」

「末広がりの年輪経営」

「徳は孤ならず、必ず隣有り」

「寛容」

「実行有言」

「心を込めて、丁寧に」

 

岩手県花巻市から

末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士

税理士事務所ランニングパートナーズ

 

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