お元氣さまです。
金曜日の午後は、次女のこども園で発表会でした。
ダンスに演奏に劇に・・・
どれもこれもたくさん練習を重ねたようで、
お友達も含め、素晴らしいものを見せていただきました。
娘は4歳児ですが、
5歳児の朗読で「みんなとちがってみんないい」というものがありました。
家に帰ってから、一緒に発表会を見学した妻の妹さんが、
金子みすゞさんの詩だよと教えてくれました。
金子みすゞさんと言えば、
たしか以前、安希子さんが「大漁」という詩を教えてくれたことがきっかけで知り、
深い詩だな・・・と感じ、
詩集のようなものを一冊買って読んだことを思い出します。
”
「大漁」
朝焼小焼だ
大漁だ
大羽鰮(おおばいわし)の
大漁だ。
浜はまつりの
ようだけど
海のなかでは
何万の
鰮(いわし)のとむらい
するだろう。
”
いわしが大漁だ!と喜ぶ漁師の姿を、
いわしの世界側の視点でとらえた、考えさせられる作品です。
深い・・・と感じた私ですが、そこまで深入りすることはなく、
先日山口へ行った際に、車の助手席に乗っていたところ、
「金子みすゞ記念館」という看板が見え、山口出身なんだ・・・と思い出したぐらいのものです。
また、ここ最近読んだ雑誌で、
以前お逢いしていただいたサイボクハムの笹﨑静雄会長がこの詩を取り上げていたこともあり、
ここ最近金子みすゞさんを目にする機会が多いな、と不思議に感じていたところに、今回の発表会。
これは私に何かを教えてくれているのでは、と少し調べてみました。
今回5歳児さんが朗読した詩は「みんなちがってみんないい」ではなく、
「私と小鳥と鈴と」という題名でした。
”
「私と小鳥と鈴」
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
”
ちなみに5歳児は、今回で発表会は最後であとは卒園式を残すのみ。
「みんなちがって、みんないい」と朗読した後に、
それぞれが好きなことを発表していました。
さて、「大漁」という詩について書いた後にこの詩を眺めていると、
面白いことに気づきます。
題名は「私と小鳥と鈴」であるにもかかわらず、
詩の最後には「鈴と、小鳥と、それから私」という順番になっているのです。
先日のしあわせみらい発表会の感想にある社長が
”
おれがおれがという気持ちをなくしてくれるこの会は好きです。
”
と書いてくださいましたが、
「大漁」では、人間ではなくいわし側の視点、
「私と小鳥と鈴」という順番で、私という自我を前面に出すのではなく、
「鈴と、小鳥と、それから私」という、
周囲への配慮を考え、周囲に譲って「私」を最後に少し加える考え方。
この考え方を誰もが持ち、
少しでもいいから自分が下がり、周囲に譲る生き方をすれば、
どれだけ世の中が穏やかになり、円滑に進むことでしょう。
「みんなちがって、みんないい」というのは、
人を不快にさせているような個性という名のただのわがままや
自分のやりたいことを、人に迷惑をかけてもただやりたいままにやるような、
そんなことを助長するものではなく、
周囲のおかげさまに気づいて、
できる限り譲る中で、自分を活かすという、
人を包み込む大きくてあたたかい個性のことだと感じます。
「私と小鳥と鈴」という、常に自分が最初にくるような生き方から、
「鈴と、小鳥と、それから私」と、
自分のことは最後に少し加えるぐらいの生き方へ。
少しずつ歩みを進めてまいります。
安希子さんから教えていただいた「大漁」、
加藤さんに連れていっていただいた山口への旅、
笹﨑静雄会長が雑誌で取り上げてくれたこと、
娘の発表会で5歳児さんが朗読し、さらに妻の妹さんが教えてくださったこと、
皆さまのおかげで、また一つ大切なことが深まりました。
ありがとうございます!!
それでは本日も、
思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!
鈴木 陽介 拝
一日一感謝
・両親
妻のお見舞いにわざわざ花巻まできていただき、
ありがとうございます。
娘たちとたくさん遊んでいただき
ありがとうございます&ごちそうさまでした。
・妻
両親といろいろと話していただき、
ありがとうございます。
・娘たち
楽しい時間を、
いつもありがとうございます。
・妻のご両親&妹さん
娘たちと遊んでいただき、
いつもありがとうございます。
・琢磨さん
貴重な時間をご一緒していただき、
ありがとうございます。
【家族日記】
妻 〇歳10か月(2/8生まれ)
長女 9歳5か月(6/9生まれ)
次女 4歳11か月(1/3生まれ)
妻の入院、21日目。
ついに入院も3週間。
私の両親がわざわざ仙台から、妻のお見舞いに来てくれました。
娘たちも久しぶりにおじいちゃんおばあちゃんに逢えて、
そして、色々とごちそうもしていただき、楽しい時間だったようです。
両親が帰るころまた雪が・・・
帰りは猛吹雪の中の運転だったとのことですが、
無事に帰宅したようで何よりです。
ありがとうございます!!
~大切にしている言葉~
「人生、今日が初日」
「前へ、前へ」
「一期一会」
「益はなくとも意味はある」
「大きな努力で、小さな成果を」
「人生において2点間の最短距離は直線ではない」
「回り道が人を育てる」
「素直な心に花が咲く」
「志は高く、身は低く、実践は足元から」
「人生はにこにこ顔の命がけ」
「生きよう今日も喜んで」
「面倒だから、しよう」
「小さなことに大きく感謝する」
「終身路を譲るも、百歩を枉げず」
「与えられた枠を使い切らない」
「選んだ道が一番いい道」
「人生で起きることはすべて佳きこと」
「雨の夜でも天には星」「春の来ない冬はない」
「困難にも感謝する」
「永遠の一瞬」
「微力ではあるが無力ではない」
「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」
「ひとつを励めば、すべてが変わる」
「心温かきは万能なり」
「心あるところに宝あり」
「人生は喜ばせごっこ」
「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」
「己を愛するは善からぬことの第一也」
「本物は続く、続けると本物になる」
「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」
「攀念智を持たない」
「美点凝視」
「自分を守ると弱くなる」
「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)
「コツコツカツコツ」
「できるだけ譲る」
「微差大差」「積小為大」
「凡事徹底」
「人の役に立つことこそ幸せ」
「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」
「真の思いやりは見返りを求めない」
「運命は人格のなかにある」
「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば
この国はよくなると思いますか?」
「魅は与によって生じ、求によって滅す」
「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」
「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」
「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」
「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」
「無事是貴人」
「わざわざに価値がある」
「人生は心ひとつの置きどころ」
「余生ではなく与生を生きる」
「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」
「真の強者は弱者にやさしい」
「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」
「雨垂れ石を穿つ」
「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」
「不愉快のかわりにほほえみを」
「大海に水一滴」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「耳順」
「日本を1ミリでも良くしたい」
「深山の桜」
「喜者皆美」
「一人光る 皆光る 何も彼も光る」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「物買って来る 自分買って来る」
「相逢先一咲」
「素直」
「和敬清寂」
「口ではなあ」
「一人仁 一人譲」
「日々是新」
「氣恩・感恩・報恩」
「天下のために十銭を惜しむ」
「人生一書生」「一生生徒」
「大志大忍」
「忘己利他」「忘己愛他」
「末広がりの年輪経営」
「徳は孤ならず、必ず隣有り」
「寛容」
「実行有言」
「心を込めて、丁寧に」
岩手県花巻市から
末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士
税理士事務所ランニングパートナーズ
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