お元氣さまです。
改め
穏やかさまです。
今日は、一昨日参加した耕心塾についてです。
毎月1回、二泊三日で福岡県に通っているのですが、
どんな学びをしているのか、少し共有をします。
耕心塾は素心学を学ぶ入門課程で、
毎月1回、火曜日の夜18:30から約2時間行われます。
場所は直方市というところの、少しだけ人里離れた場所にあり、
この時期、夕方にはすでに辺りは真っ暗です。
塾が始まると毎回、まずは池田先生からご挨拶があり、
その後すぐに塾生の体験発表から始まります。
体験発表を簡単に言えば、
毎回出た課題に対し、実体験を踏まえて発表する場です。
例えば今回でいくと
・相手を尊重しよう
・謙虚さがなくなる兆候
・一日の反省をしよう
・わがままはつつしもう
・リセットされる場を持とう
・1日1日を大切にしよう
・ささいなことでも感謝を伝えよう
・穏やかな口調を心がけてみた
・相手の意見を聞き入れよう
・子どもときちんと向き合おう
などなど、人によって様々ですが、何よりも素晴らしいのは、
最も身近な人に対して実践したことの体験発表なのです。
例えば私は今回「身近な人に伝えよう」というお話をさせていただきました。
内容は
”
先日行われたしあわせみらい発表会で、
・徳治経営
・徳=おもいやり=人を不快にさせない、安心と喜びを与える
・おもいやりは最もわがままが出やすいいちばん身近な人に対して示さなければ意味がない
・具体的におもいやりの実践は「日常の心がけ」で日々見直して反省をする
などの、耕心塾での学びを身近な人に伝えた。
素心学の学びの型である「学・思・行・伝」
伝える際のポイントは「おもいやり」をもって伝える。
社員やお客さまに対して「おもいやり」をもって伝えたことによって、
「日常の心がけ」をすぐに見えるところに貼りました、という反響があった。
伝えたからには私にも継続していく責任が生じるため、
これからも「日常の心がけ」で毎日反省していくという決意。
”
この内容を型にしっかりとはめて準備をし、
表情・語調・動作を意識しながら2分以内にみんなの前で発表します。
全員の体験発表が終了すると、10分間の休憩があり後半へ。
後半はまず、
毎回、正講師の方が素心学の内容について基本的な考え方を教えてくださいます。
今回は加来さんという方が
「苦悩をやわらげる」というお話をしてくださいました。
・人間がもつ悩みや苦しみの種類
・なぜ、悩みや苦しみが起こるのか
・どうやって悩みや苦しみをやわらへるのか
について素心学の観点から、これもご自身の実体験をもとに、
大変わかりやすくお伝えしてくださいます。
今回、私の気づきとしては、
悩みや苦しみに対して自分で解決策を考えようとしても、
所詮人はこれまでの経験に基づいて考えることしかできないため、
一人で考えてもわからないということ。(だから悩む)
そうすると、悩みを解決するためには、今の自分の経験にプラスして、
新しい学び(正しい学び)を入れる必要があるということです。
これまでの私を振り返ってみてもまさにその通りでした。
例えば、社員が短期間でやめてしまったとき。
いくら自分一人で悩んでも解決策が見つからず、辞めた社員のせいにする。
そうしたところで解決するわけではなく、日に日に悩みが深くなっていきます。
そんなとき、新しい学びとして伊那食品工業さまのツアーへ参加。
「塚越寛最高顧問の本を読み、会社見学をし、実際に塚越寛最高顧問のお話を聞いて」はじめて、
新しく、かつ、正しい学びをいただき、自分の間違いに気づき、解決へと向かっていったこと。
同じように、悩んだときはいつも、新しく正しい学びへと向かい、
そこから解決へとつながっていきました。
もう一つの気づきは、先日の発表会でも話しましたが、
不快にさせない、安心と喜びを与える、の順番についてです。
まず何よりも大切なのは「不快にさせない」こと。
安心と喜びを与えていると自分では思っていながら、
無意識のうちに周囲を不快にさせていることが往々にしてあるということです。
加来さんの、
「日常の心がけ」は周囲を「不快にさせない」ためにどうするかが挙げられている、
というお話を聞き、
1.笑顔であいさつ
2.正しく、優しい言葉づかい
3.清潔でさわやかな身だしなみ
4.腰骨を立てた正しい姿勢
5.「はい」という明るい返事
6.なごやかな気持ちで相手に応対
7.人の話はていねいに聴く
8.身のまわりの整理整頓
9.約束、規則は必ず守る
10.ものは粗末にせず大切にあつかう
11.水や電気の節約
12.食事の前は「いただきます」と感謝する
13.不要なもの音は立てない
14.脱いだハキモノはきちんとそろえる
15.愚痴や悪口はひかえる
16.飲食は美しく、腹七分に
17.ものごとの好ききらいはつつしむ
18.ものごとの処理は機敏に
19.ずるく、いやしい行為はつつしむ
20.早起きの励行
21.一日の終わりは静かに反省
の日常の心がけは、
逆を考えるとたしかに、できていないと相手を不快にさせている・・・
と実感しました。
1.笑顔であいさつ → 無表情、またはぶっきらぼうな挨拶、または挨拶をしない
2.正しく、優しい言葉づかい → 粗暴粗野な言葉遣い
3.清潔でさわやかな身だしなみ → 不潔でだらしない身だしなみ
4.腰骨を立てた正しい姿勢 → 背筋の曲がった姿勢、姿勢が悪い
5.「はい」という明るい返事 → 適当な暗い返事、返事をしない
6.なごやかな気持ちで相手に応対 → ギスギスした攻撃的な気持ちで相手に応対
7.人の話はていねいに聴く → 人の話を聴かない
8.身のまわりの整理整頓 → 身の回りを片付けない
9.約束、規則は必ず守る → 約束、規則を破る
10.ものは粗末にせず大切にあつかう → ものを粗末にして、傷つける
11.水や電気の節約 → 水や電気など資源の無駄遣い
12.食事の前は「いただきます」と感謝する → 挨拶もせずにすぐに食べ始める
13.不要なもの音は立てない → 物音を立てる
14.脱いだハキモノはきちんとそろえる → ハキモノは玄関に適当に脱ぎっぱなし
15.愚痴や悪口はひかえる → 愚痴や悪口ばかり
16.飲食は美しく、腹七分に → 汚い食べ方で、好きなだけ食べる
17.ものごとの好ききらいはつつしむ → 自分の好きなこと、やりたいことだけやる
18.ものごとの処理は機敏に → ものごとの処理が遅く、期限を守れない
19.ずるく、いやしい行為はつつしむ → ずるい行為、いやしい行為をする
20.早起きの励行 → 遅く起きていつも時間ギリギリ
21.一日の終わりは静かに反省 → 反省しない
書いているだけで、不快のオンパレードです。
今回、この「日常の心がけ」を意識して生活することが、
周囲に対する自分の行為をプラスにしていく作業ではなく、マイナスをゼロにしていく作業だと気づかされました。
ということは・・・
丸が増えてきて満足するのではなく、
全部丸になって初めて、安心と喜びを与えるスタートラインに立てるということです。
しかもこの「日常の心がけ」は、
自分ではできていると思って丸をつけても、
その丸をつけている自分の心はクセでいっぱいですから、そう簡単には正されません。
例えば、パッと思い浮かんだのは3番目の
「清潔でさわやかな身だしなみ」
私の学生の頃を思い浮かべると、
自分では清潔でさわやかな身だしなみだと思っていても、
検査でバツにされたり、先生に呼び出されることがよくありました。
これは自分がやりたい「おしゃれ」ではなく、
人からどう見られるかの「身だしなみ」ですから、相当意識をしないと正されません。
そう考えると、いつも利用しているJ-AIRの客室乗務員の方の髪型は、
「不快にさせない」という視点で、徹底されていると感じました。
「日常の心がけ」は、
これまでしていなかった相手に対して、
笑顔で挨拶をすること一つとってもそう簡単ではありません。
しかし、最後に加来さんがおっしゃっておられた
”
自己を正せずにずっと悩み苦しみの中にいるよりは、
勇気をもって行動したほうがいい
”
という言葉に、勇気をいただきました。
長くなりましたが、最後に池田先生の講義です。
メモを見返しながら抜粋すると、
・自分では気づかないけれど、苦の原因はそれまでの自分がとった行動にある。
・自分のクセを直さない限りは、同じような苦しみを何度も何度も繰り返す。
・相手は正せないので自己を正す。(相手を責めてみても何も解決しない)
・感情的になっても何も解決しない。
逆に心を静かにすることで、自分の中で膨れ上がった自我と業がわかる。
その通り・・・と納得することばかりで、ウンウンと頷きすぎて首が疲れました。
ここで学びが終わらないのが耕心塾です。
耕心塾の学びは「学行一致」
学んだことを行ってはじめて、本当に学んだことになります。
というわけで、今までノートにつけていたものを改め、
「日常の心がけチェックシート」を作成して、昨日からしっかりとつけ始めました。
使いながら、さらに工夫を重ねていきます。
ちなみに今回の内容を加来さんが「有料級」と表現されていましたが、
もちろんお金を払って有料で聞いていますので、
有料級でなければ困ります(笑)
それでは本日も、
思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!
鈴木 陽介 拝
一日一感謝
・両親
いつも気にかけてメッセージをいただき、
ありがとうございます。
・妻
娘たちとの時間を大切にしてくださり、
いつもありがとうございます。
・娘たち
出張に協力してくれて、いつもありがとうございます。
・妻のご両親
家族のお世話をしていただき、いつもありがとうございます。
・奈津美さん
出張中、留守を守っていただき、いつもありがとうございます。
・柴山さま
ステキなプレゼントをいただき、いつもありがとうございます。
・最田さま
いろいろとご説明をしていただき、ありがとうございます。
【家族日記】
妻 〇歳10か月(2/8生まれ)
長女 9歳6か月(6/9生まれ)
次女 4歳11か月(1/3生まれ)
出張から戻り、久しぶりに家族が全員そろいました!
まだまだ妻はリハビリ中なので、自宅と実家を行ったり来たり。
全員がそろう時間はまだまだ少ないので本当に貴重な時間です。
今回、妻の手術&入院を受けて、
当たり前のことではなく有難いことだと改めて気づかされましたので、
家族の時間をさらに大切にしていきます。
~大切にしている言葉~
「人生、今日が初日」
「前へ、前へ」
「一期一会」
「益はなくとも意味はある」
「大きな努力で、小さな成果を」
「人生において2点間の最短距離は直線ではない」
「回り道が人を育てる」
「素直な心に花が咲く」
「志は高く、身は低く、実践は足元から」
「人生はにこにこ顔の命がけ」
「生きよう今日も喜んで」
「面倒だから、しよう」
「小さなことに大きく感謝する」
「終身路を譲るも、百歩を枉げず」
「与えられた枠を使い切らない」
「選んだ道が一番いい道」
「人生で起きることはすべて佳きこと」
「雨の夜でも天には星」「春の来ない冬はない」
「困難にも感謝する」
「永遠の一瞬」
「微力ではあるが無力ではない」
「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」
「ひとつを励めば、すべてが変わる」
「心温かきは万能なり」
「心あるところに宝あり」
「人生は喜ばせごっこ」
「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」
「己を愛するは善からぬことの第一也」
「本物は続く、続けると本物になる」
「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」
「攀念智を持たない」
「美点凝視」
「自分を守ると弱くなる」
「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)
「コツコツカツコツ」
「できるだけ譲る」
「微差大差」「積小為大」
「凡事徹底」
「人の役に立つことこそ幸せ」
「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」
「真の思いやりは見返りを求めない」
「運命は人格のなかにある」
「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば
この国はよくなると思いますか?」
「魅は与によって生じ、求によって滅す」
「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」
「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」
「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」
「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」
「無事是貴人」
「わざわざに価値がある」
「人生は心ひとつの置きどころ」
「余生ではなく与生を生きる」
「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」
「真の強者は弱者にやさしい」
「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」
「雨垂れ石を穿つ」
「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」
「不愉快のかわりにほほえみを」
「大海に水一滴」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「耳順」
「日本を1ミリでも良くしたい」
「深山の桜」
「喜者皆美」
「一人光る 皆光る 何も彼も光る」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「物買って来る 自分買って来る」
「相逢先一咲」
「素直」
「和敬清寂」
「口ではなあ」
「一人仁 一人譲」
「日々是新」
「氣恩・感恩・報恩」
「天下のために十銭を惜しむ」
「人生一書生」「一生生徒」
「大志大忍」
「忘己利他」「忘己愛他」
「末広がりの年輪経営」
「徳は孤ならず、必ず隣有り」
「寛容」
「実行有言」
「心を込めて、丁寧に」
岩手県花巻市から
末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士
税理士事務所ランニングパートナーズ
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