おだやかさまです。
先日とある方とご一緒した際に、
「鈴木さんはなぜ生き急いでいないんですか?」
とご質問をいただきました。
思いがけない質問に、
その場ではきちんとした答えが出なかったのですが、
おかげさまで色々と考える機会をいただいています。
「生き急ぐ」という言葉の言い方を変えると「急(せ)いて生きる」
そもそもこれまで、生き急いだという実感も、考えたこともなかったので、
少し調べてみました。
「生き急ぐ」とはその漢字の通り、
人生を急いで終えるかのように生きることで、
バタバタして「軽薄に」生きるという意味が出てきましたが、
ここで思い出したのが、
鍵山秀三郎さんからいただいたおはがきと、鍵山秀三郎さんの生き方です。
いただいたおはがきにはまさに「軽薄」という言葉が使われていました。
”
人も会社も自分にとって益にならないことがどれだけできるかで品格が備わります。
益にならないからといって何もしないでいると、
品格のない軽薄になります。
品性・品格はとても大切です。
”
品格のない軽薄な生き方は、自分の益のことしか考えていない生き方。
このおはがきをいただいたのは2021年7月ですから、
私がちょうど40歳のときです。
このお葉書をいただき文章を読んだ瞬間、
これまでの自分が、自分の益のことだけしか考えない軽薄な生き方をしてきたのか・・・
と、気づかされ、少しでも「自分にとって益にならないこと」ができるよう、考えて取り組んできたつもりです。
ただ、仕事を含めて日常のほとんどは、
自分にとって益になることに費やしますから、そう簡単に軽薄な生き方からは離れられません。
では、軽薄な生き方の逆は何か・・・
対義語を調べると「重厚」「慎重」などと出てきますがしっくりきません。
そこで鍵山秀三郎さんの生き方を考えていくと一言、
「丁寧な生き方」というのが思い浮かびました。
生き急がない、軽薄ではない生き方とは、
どこまでいっても手抜きをしない、丁寧な生き方ではないかと。
しかもそれは、自分に対して丁寧な生き方ではなく、
「自分にとって益のないこと」であればあるほど、丁寧に手抜きをしない生き方のことです。
「どうして生き急いでいないんですか?」と聞いていただき、
果たして自分は生き急いでいないのか?と自問自答すればするほど、
「軽薄な人生」という名の生き急いだ人生を歩んでいることに気づきます。
生き急ぐもったいない人生にならないように、
どこまでも「丁寧な生き方」を心がけてまいります。
それでは本日も、
思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!
鈴木 陽介 拝
一日一感謝
・両親
いつも気にかけていただき、
ありがとうございます。
・妻
娘たちの着替え準備など、
いつもありがとうございます。
・妻のご両親
家族をサポートしていただき、
いつもありがとうございます。
・奈津美さん
ウェルカムボードを作っていただき、
いつもありがとうございます。
・川村さま
わざわざ事務所までお越しいただき、
ありがとうございます。
・木元さま、木元さま
貴重なお時間をご一緒していただき、
いつもありがとうございます。
・佐藤さま
わざわざお立ち寄りいただき、
いつもありがとうございます。
【家族日記】
妻 〇歳10か月(2/8生まれ)
長女 9歳6か月(6/9生まれ)
次女 4歳11か月(1/3生まれ)
ここ最近は学童に行っていない長女は、
お客さまの接客中に家に帰ってくることがあります。
接客スペースに顔を出して、
「ただいま」と一言話すとすぐに部屋に戻ってくれる長女。
状況を見ながら、いつも空気を読んでくれる長女に感謝です。
利他という言葉も口から出るようになったこともあり、
これは稲盛和夫さんの本のおかげかもしれません。
~大切にしている言葉~
「人生、今日が初日」
「前へ、前へ」
「一期一会」
「益はなくとも意味はある」
「大きな努力で、小さな成果を」
「人生において2点間の最短距離は直線ではない」
「回り道が人を育てる」
「素直な心に花が咲く」
「志は高く、身は低く、実践は足元から」
「人生はにこにこ顔の命がけ」
「生きよう今日も喜んで」
「面倒だから、しよう」
「小さなことに大きく感謝する」
「終身路を譲るも、百歩を枉げず」
「与えられた枠を使い切らない」
「選んだ道が一番いい道」
「人生で起きることはすべて佳きこと」
「雨の夜でも天には星」「春の来ない冬はない」
「困難にも感謝する」
「永遠の一瞬」
「微力ではあるが無力ではない」
「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」
「ひとつを励めば、すべてが変わる」
「心温かきは万能なり」
「心あるところに宝あり」
「人生は喜ばせごっこ」
「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」
「己を愛するは善からぬことの第一也」
「本物は続く、続けると本物になる」
「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」
「攀念智を持たない」
「美点凝視」
「自分を守ると弱くなる」
「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)
「コツコツカツコツ」
「できるだけ譲る」
「微差大差」「積小為大」
「凡事徹底」
「人の役に立つことこそ幸せ」
「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」
「真の思いやりは見返りを求めない」
「運命は人格のなかにある」
「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば
この国はよくなると思いますか?」
「魅は与によって生じ、求によって滅す」
「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」
「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」
「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」
「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」
「無事是貴人」
「わざわざに価値がある」
「人生は心ひとつの置きどころ」
「余生ではなく与生を生きる」
「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」
「真の強者は弱者にやさしい」
「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」
「雨垂れ石を穿つ」
「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」
「不愉快のかわりにほほえみを」
「大海に水一滴」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「耳順」
「日本を1ミリでも良くしたい」
「深山の桜」
「喜者皆美」
「一人光る 皆光る 何も彼も光る」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「物買って来る 自分買って来る」
「相逢先一咲」
「素直」
「和敬清寂」
「口ではなあ」
「一人仁 一人譲」
「日々是新」
「氣恩・感恩・報恩」
「天下のために十銭を惜しむ」
「人生一書生」「一生生徒」
「大志大忍」
「忘己利他」「忘己愛他」
「末広がりの年輪経営」
「徳は孤ならず、必ず隣有り」
「寛容」
「実行有言」
「心を込めて、丁寧に」
岩手県花巻市から
末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士
税理士事務所ランニングパートナーズ
https://www.running-partners.com/