Vol.2758 情から入って理に至る、ではなく、理から入って情に至る

 

おだやかさまです。

 

 

以前もご紹介した本。

 

稲盛和夫さんの側近として約30年間一緒にいた、

大田嘉仁さんの著書「運命をひらく生き方ノート」の中で、

 

「理と情の順番を間違えてはいけない」

 

という箇所があります。

 

 

「理」とは、人間として正しいこと、理屈に合い筋の通ること

「情」とは、思いやりや人情のこと

 

稲盛和夫さんは、常に「理」が先で「情」はその後。

順番を間違えてはいけない。

 

そうおっしゃっていたそうです。

 

 

本の中で例が挙げられていますが

 

たとえば、何かトラブルを起こした人がいたら、

最初に何が問題なのかを「理」で分析し、「理」で注意をする。

 

それで相手が納得し、反省したなら、そこで初めて「情」をかけてあげる。

 

もし最初に、

優しくしたほうが嫌われないだろう、という私心や、

「かわいそう」という感情で「情」をかけてしまうと、

 

そのあといくら理屈で間違っていると指摘しても、

 

「私は同情されたので悪くない」という先入観から、本気で反省できず、成長もできない、

というのです。

 

 

この内容を読んで、救われた気がしました。

 

というのも、私は周囲の人が間違いを犯したとき、

 

「だから言ったでしょう」

と、まずは間違っていることを指摘。

 

そうすると妻に「まずは心配が先でしょ」とツッコまれます。

 

 

命にかかわることならともかく、

 

私としては、悪い結果が出たときにすかさず、

まずは間違った過程をきちんと学んでもらう、という意図があるのですが、

妻は情が先に出てきます。

 

 

妻に何度も何度も注意され、

 

これは私の心のクセで、やはりまずは情を先にするべきなのかなぁ・・・

と思っていましたが、

稲盛和夫さんは明確に「理」が先とおっしゃっています。

 

 

もちろん、時と場合にもよるかもしれませんが、

 

自分自身の頭の中では、

まずは人として正しいことに徹する。

 

そのうえで、相手が正しい道に進むためにはどうしたらいいのか、という視点で、

「情」をかけるべきタイミングを見計らう。

 

親や経営者という上位者の立場ではありますので、

相手を追い込んでしまわないようには注意をしながらも、

愛をもって「理」を優先することが必要だということです。

 

 

「理と情の順番を間違えてはいけない」

 

というわけで、

私が「理」を優先するときは、そういうことだと思ってください。

 

 

それでは本日も、

思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!

 

鈴木 陽介 拝

 

 

一日一感謝

 

・両親

 おもてなし&娘たちへの気遣い

 ありがとうございます。

・妻

 次女の看病をしていただき、

 ありがとうございます。

 

 

【家族日記】

妻 〇歳10か月(2/8生まれ)

長女 9歳6か月(6/9生まれ)

次女 5歳(1/3生まれ)

 

本日は次女の誕生日です。

 

コロナがまだ流行する前の2020年。

 

深夜に「生まれそう」という妻からの電話に飛び起き、

ツルツルになった道路を、まずは長女を妻のご実家に送ってから病院へ。

 

無事に立ち会えたことを思い出します。

 

当時の感動とホッとしたことを思い出しながら、

元氣でいてくれることにただただ感謝しています。

 

 

~大切にしている言葉~

 

「人生、今日が初日」

「前へ、前へ」

「一期一会」

「益はなくとも意味はある」

「大きな努力で、小さな成果を」

「人生において2点間の最短距離は直線ではない」

「回り道が人を育てる」

「素直な心に花が咲く」

「志は高く、身は低く、実践は足元から」

「人生はにこにこ顔の命がけ」

「生きよう今日も喜んで」

「面倒だから、しよう」

「小さなことに大きく感謝する」

「終身路を譲るも、百歩を枉げず」

「与えられた枠を使い切らない」

「選んだ道が一番いい道」

「人生で起きることはすべて佳きこと」

「雨の夜でも天には星」「春の来ない冬はない」

「困難にも感謝する」

「永遠の一瞬」

「微力ではあるが無力ではない」

「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」

「ひとつを励めば、すべてが変わる」

「心温かきは万能なり」

「心あるところに宝あり」

「人生は喜ばせごっこ」

「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」

「己を愛するは善からぬことの第一也」

「本物は続く、続けると本物になる」

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」

「攀念智を持たない」

「美点凝視」

「自分を守ると弱くなる」

「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)

「コツコツカツコツ」

「できるだけ譲る」

「微差大差」「積小為大」

「凡事徹底」

「人の役に立つことこそ幸せ」

「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」

「真の思いやりは見返りを求めない」

「運命は人格のなかにある」

「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば

 この国はよくなると思いますか?」

「魅は与によって生じ、求によって滅す」

「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」

「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」

「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」

「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」

「無事是貴人」「不染汚」

「わざわざに価値がある」

「人生は心ひとつの置きどころ」

「余生ではなく与生を生きる」

「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」

「真の強者は弱者にやさしい」

「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
 それ故に最も価値のあることである」

「雨垂れ石を穿つ」

「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」

「不愉快のかわりにほほえみを」

「大海に水一滴」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「耳順」

「日本を1ミリでも良くしたい」

「深山の桜」

「喜者皆美」

「一人光る 皆光る 何も彼も光る」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「物買って来る 自分買って来る」

「相逢先一咲」

「素直」

「和敬清寂」

「口ではなあ」

「一人仁 一人譲」

「日々是新」

「氣恩・感恩・報恩」

「天下のために十銭を惜しむ」

「人生一書生」「一生生徒」

「大志大忍」

「忘己利他」「忘己愛他」

「末広がりの年輪経営」

「徳は孤ならず、必ず隣有り」

「寛容」

「実行有言」

「心を込めて、丁寧に」

 

岩手県花巻市から

末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士

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