Vol.2760 生きる価値を高める「思いやり」をもった生き方

 

おだやかさまです。

 

 

滋賀の高校教師・北村遥明さんから毎月送っていただいている

「虹天」1月号に、

 

詩人・谷川俊太郎さんの詩が掲載されていました。

 

 

もしぼくが 神さまみたい

 

もしぼくが えらくなくても

 

いち にの さんで 勉強してさ

 

いつかは月まで いってくる

 

月におっきな かがみをつけて

 

地球の顔を いつもうつして

 

そいでさ そいでさ そいでさ

 

おこった 顔はやめるのさ

 

谷川俊太郎さんは「生きる」という詩で有名ですが、

この「もしぼくが」は初めて見たように感じます。

 

少しだけ調べてみると、

NHK「みんなのうた」のために書き下ろした作品の3番の歌詞のようです。

 

「怒らない」を意識している私にとっては、

後半部分の歌詞から、自分を映す鏡の大切さを読み取りました。

 

気づかないうちに不機嫌になって、怒っていないか。

 

そう考えると身につまされます。

 

おでこにおっきな かがみをつけて

自分の顔を いつもうつして

そいでさ そいでさ そいでさ

おこった 顔はやめるのさ

 

 

そんな谷川俊太郎さんですが、

昨年11月に92歳でお亡くなりになったこともあり、

年末のテレビ番組で少し取り上げられていました。

 

谷川さんの発言の中で心に残ったのが、

「言葉のインフレ」という表現です。

 

今の時代、

言葉の量ばかりがどんどん増え、質がどんどん薄まっている。

 

そんな意味で使っておられましたが、

このブログを書いている私も、いつも気をつけていることの一つです。

 

 

以前の私であれば、

本で読んだりテレビ等で聞いた新しい言葉を、安易な気持ちで軽く使っていましたが、

今はわかりやすい日本語を、丁寧さを心がけて使うようにしています。

 

この「言葉のインフレ」は、学びに関しても言えることで、

 

安易に知識だけが増え、行動や生き方が伴っていないと

言葉のインフレがそのまま心のインフレ、

さらには生き方のインフレにもつながっていくのではないかと感じます。

 

つまり、

情報や知識の量だけが増えて、そこに実践が伴っていないと、

 

お金は増えていても、実はその価値が下がっているのと同じように、

自分では価値が上がっているように勘違いをしながら、

実は生き方そのものの価値は下がっている。

 

以前の私がまさにはまっていたことでもありますので、

今も学べば学ぶほど気をつけねば、と感じる部分です。

 

 

では、生き方の価値を下げないためにはどうするか。

 

それは、他者への思いやりを深めることです。

 

面白いことに、

自分が自分が、という思いが強ければ強いほど、

他者に対する自分の価値は小さくなっていき、

 

逆に思いやりをもった行動を増やしていけば、

他者に対する自分の価値は大きくなっていきます。

 

 

思いやりは価値どうこうを考えて打算でするものではなく、

人として当たり前のことではありますが、

 

自分を客観的に見つめる鏡を持つことで、

大きくなった自我に気づき、気づいたら反省し、

小さくする努力を積み重ねることが、価値ある生き方に有効なのは間違いありません。

 

 

それでは本日も、

思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!

 

鈴木 陽介 拝

 

 

一日一感謝

 

・両親

 いつも気にかけていただき、

 ありがとうございます。

・妻

 土曜日のお仕事、いつもありがとうございます。

・妻のご両親

 娘たちと遊んでいただき、

 いつもありがとうございます。

 

 

【家族日記】

妻 〇歳10か月(2/8生まれ)

長女 9歳6か月(6/9生まれ)

次女 5歳(1/3生まれ)

 

昨日は次女が熱を出しましたが・・・

 

なかなか寝つけないようなので、一緒に布団に入ってあげました。

 

一人では寝つけない次女も、

一緒なら安心するようで少し経つと眠りについてくれます。

 

真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと。

 

おかげさまで、

真の思いやりを示すことができたと感じます。

 

~大切にしている言葉~

 

「人生、今日が初日」

「前へ、前へ」

「一期一会」

「益はなくとも意味はある」

「大きな努力で、小さな成果を」

「人生において2点間の最短距離は直線ではない」

「回り道が人を育てる」

「素直な心に花が咲く」

「志は高く、身は低く、実践は足元から」

「人生はにこにこ顔の命がけ」

「生きよう今日も喜んで」

「面倒だから、しよう」

「小さなことに大きく感謝する」

「終身路を譲るも、百歩を枉げず」

「与えられた枠を使い切らない」

「選んだ道が一番いい道」

「人生で起きることはすべて佳きこと」

「雨の夜でも天には星」「春の来ない冬はない」

「困難にも感謝する」

「永遠の一瞬」

「微力ではあるが無力ではない」

「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」

「ひとつを励めば、すべてが変わる」

「心温かきは万能なり」

「心あるところに宝あり」

「人生は喜ばせごっこ」

「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」

「己を愛するは善からぬことの第一也」

「本物は続く、続けると本物になる」

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」

「攀念智を持たない」

「美点凝視」

「自分を守ると弱くなる」

「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)

「コツコツカツコツ」

「できるだけ譲る」

「微差大差」「積小為大」

「凡事徹底」

「人の役に立つことこそ幸せ」

「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」

「真の思いやりは見返りを求めない」

「運命は人格のなかにある」

「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば

 この国はよくなると思いますか?」

「魅は与によって生じ、求によって滅す」

「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」

「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」

「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」

「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」

「無事是貴人」「不染汚」

「わざわざに価値がある」

「人生は心ひとつの置きどころ」

「余生ではなく与生を生きる」

「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」

「真の強者は弱者にやさしい」

「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
 それ故に最も価値のあることである」

「雨垂れ石を穿つ」

「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」

「不愉快のかわりにほほえみを」

「大海に水一滴」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「耳順」

「日本を1ミリでも良くしたい」

「深山の桜」

「喜者皆美」

「一人光る 皆光る 何も彼も光る」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「物買って来る 自分買って来る」

「相逢先一咲」

「素直」

「和敬清寂」

「口ではなあ」

「一人仁 一人譲」

「日々是新」

「氣恩・感恩・報恩」

「天下のために十銭を惜しむ」

「人生一書生」「一生生徒」

「大志大忍」

「忘己利他」「忘己愛他」

「末広がりの年輪経営」

「徳は孤ならず、必ず隣有り」

「寛容」

「実行有言」

「心を込めて、丁寧に」

 

岩手県花巻市から

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