おだやかさまです。
一昨日乗った福岡から花巻への飛行機は、
この時期ということもあり、乗車率は3割ぐらいだったように感じます。
天候も良好で、機内サービスもスムーズに進んでいたため、
またまた、客室乗務員の方に「フィロソフィ」について聞いてみました。
「後で時間があったらフィロソフィについて少し聞きたいことがあるんですが・・・」
とお伝えをすると、
「たっぷり時間はありますから」
と、快く引き受けてくださいました。
いろいろとお話を伺う中で、
「フィロソフィの中で好きな項目はどこですか?」とお聞きすると、
・美しい心をもつ
・人間として何が正しいかで判断する
だと教えてくださいました。
これはJALフィロソフィの中の
第一部 すばらしい人生を送るために
第二章 正しい考え方をもつ
の中にありますが、
特に後半の「人間として何が正しいかで判断する」について、
上司がこう言っているから・・・
周りがこうだから・・・
と「誰が言うか」や「周囲に影響されて」判断するのではなく、
「人としてどうあるべきか」で考えて動けることが有難いとのこと。
私たちの会社でも、
今は数年前につくった経営実践書を使いながらも、
そこに書いていることが正しいのではなく、
私が言うことが正しいのではなく、
「人間として何が正しいか」で判断して行動するようにお伝えをしています。
ただ、会社に入っていきなり、
「人間として何が正しいか」で判断してくださいね、
と言われても、
人は誰しも、これまでのクセやアカがびっしりと染みついていますから、
何が人間として正しいことなのかもわからなくなっているのが現実です。
ですから、
前半におっしゃっていた「美しい心をもつ」ことが必要となるのです。
美しい心とは何なのか、
現時点での私の答えは「素直な心」です。
現在学ばせていただいている「素心学」の内容を、
上記「人間として何が正しいか」につなげると、
「素直な心に花が咲く」の中にこう書かれています。
”
「素直な心」になっていると
「やっていいことと、悪いこと」の区別がきちんとつくはずです。
そして、損得計算や一時的な感情に惑わされることなく、
正しい行動ができます。
それは「素直さ」が「正しい姿は、いかにあるべきか」
というメッセージを送ってくれるからです。
したがって、他人から言われるままに行動して大変なことになったというのは、
自分自身をコントロールできなかったのと同じです。
相手の圧力に負けたり、自分の感情に流されたりした結果です。
素直に受け入れたから、そうなったのではありません。
ほんとうの「素直さ」は、
善悪を見抜く判断力と正しい思いにしたがう行動力をそなえています。
”
真の素直さが身につき、維持できると、人間として何が正しいかで判断できる。
松下幸之助経営塾での学びも加えながら、私もそう確信しています。
ではこの考え方をどう学んでいくか。
フィロソフィを作ってこの通りにやってください、では意味がありません。
それは、形から入っただけでは心にはほぼ至らないからです。
JALグループのJ-AIRでは例えば、
まず会社に入ったら最初の研修でフィロソフィを深く学ぶ。
その後3か月に1回(と言っていたような気がします)
社内で部署を超えたフィロソフィの勉強会がある。
半年に1回全社が集まってフィロソフィの勉強会がある。
その内容も、
親会社であるJALのフィロソフィをそのまま・・・ではなく、
J-AIRの業務に落とし込むとどういう解釈になるか・・・
と具体的な事例に落とし込んだり、
すでにお亡くなりになっている稲盛和夫さんの映像を見返したり、
本当に工夫されていることがわかります。
そしてもちろん、
フィロソフィを体現している(しようと努力している)一緒に働いている上司や、
仲間の姿がいちばんの学びでしょう。
帰り際、
客室乗務員のKさまが、
揺れる機内でわざわざ、手書きのメッセージを書いてくださいました。
この中で、
”
長い年月がかかるとは思いますが、
真摯に取り組まれている姿勢、想いはきっと会社の皆さまにも届くと思います。
”
「長い年月がかかるとは思いますが」
という前置きをきちんと書いてくださったのが、本当にありがたく励まされました。
長い年月をかけて「心」を育んでまいります。
それでは本日も、
思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!
鈴木 陽介 拝
一日一感謝
・両親
いつも気にかけてメッセージいただき、ありがとうございます。
・家族
夜の会議に参加させていただき、いつもありがとうございます。
・奈津美さん
お客さまからの質問の回答など、
いつもありがとうございます。
・田村さま、田村さま
貴重なお時間をご一緒していただき、
いつもありがとうございます。
・税理士会花巻支部の皆さま、税務署の皆さま
貴重なお時間を共有していただき
ありがとうございます。
・日本を美しくする会の皆さま
貴重なお時間を共有していただき、
ありがとうございます。
【家族日記】
妻 〇歳11か月(2/8生まれ)
長女 9歳7か月(6/9生まれ)
次女 5歳(1/3生まれ)
長女が最近ストレスに感じていることを聞きました。
「家族のことだから言えない」
と渋っていましたが、
「家族のことだからこそ解決できるから言って」と教えてもらいました。
結果、
私や妻がソファーやカーペットを占領して、
自分がいられる暖かい場所が少ないことがストレスの90%
だそうです。
全然気づかなかった・・・
知らず知らずのうちに親という優位な立場が染みついており、
気遣いが足りなかった、と反省しております。
~大切にしている言葉~
「人生、今日が初日」
「前へ、前へ」
「一期一会」
「益はなくとも意味はある」
「大きな努力で、小さな成果を」
「人生において2点間の最短距離は直線ではない」
「回り道が人を育てる」
「素直な心に花が咲く」
「志は高く、身は低く、実践は足元から」
「人生はにこにこ顔の命がけ」
「生きよう今日も喜んで」
「面倒だから、しよう」
「小さなことに大きく感謝する」
「終身路を譲るも、百歩を枉げず」
「与えられた枠を使い切らない」
「選んだ道が一番いい道」
「人生で起きることはすべて佳きこと」
「雨の夜でも天には星」「春の来ない冬はない」
「困難にも感謝する」
「永遠の一瞬」
「微力ではあるが無力ではない」
「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」
「ひとつを励めば、すべてが変わる」
「心温かきは万能なり」
「心あるところに宝あり」
「人生は喜ばせごっこ」
「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」
「己を愛するは善からぬことの第一也」
「本物は続く、続けると本物になる」
「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」
「攀念智を持たない」
「美点凝視」
「自分を守ると弱くなる」
「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)
「コツコツカツコツ」
「できるだけ譲る」
「微差大差」「積小為大」
「凡事徹底」
「人の役に立つことこそ幸せ」
「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」
「真の思いやりは見返りを求めない」
「運命は人格のなかにある」
「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば
この国はよくなると思いますか?」
「魅は与によって生じ、求によって滅す」
「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」
「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」
「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」
「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」
「無事是貴人」「不染汚」
「わざわざに価値がある」
「人生は心ひとつの置きどころ」
「余生ではなく与生を生きる」
「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」
「真の強者は弱者にやさしい」
「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
それ故に最も価値のあることである」
「雨垂れ石を穿つ」
「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」
「不愉快のかわりにほほえみを」
「大海に水一滴」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「耳順」
「日本を1ミリでも良くしたい」
「深山の桜」
「喜者皆美」
「一人光る 皆光る 何も彼も光る」
「高きに灯ともす 人間の高さにともす」
「物買って来る 自分買って来る」
「相逢先一咲」
「素直」
「和敬清寂」
「口ではなあ」
「一人仁 一人譲」
「日々是新」
「氣恩・感恩・報恩」
「天下のために十銭を惜しむ」
「人生一書生」「一生生徒」
「大志大忍」
「忘己利他」「忘己愛他」
「末広がりの年輪経営」
「徳は孤ならず、必ず隣有り」
「寛容」
「実行有言」
「心を込めて、丁寧に」
岩手県花巻市から
末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士
税理士事務所ランニングパートナーズ
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