Vol.2779 心の荒みがない世の中を目指して、師の跡を求めず、師の求めたるところを求めましょう。

 

おだやかさまです。

 

 

年が明けて1月もすでに24日。

 

年始のお休みや、祝日(成人の日)などもあるからか、

「光陰矢の如し」の言葉通り、何も考えていないと、あっという間に歳月が過ぎます。

 

そんな中、私の心を落ち着けてくださるのが、

道友から届くおはがきやお手紙です。

 

 

1月は年賀状の時期、そして忙しさを感じる時期だからか、

 

私もはがき等を書く時間がいつもよりも減ったように感じ、

また、届くおはがき等もいつもより少なくなりますが、

 

そんな1月でも届くおはがきがあります。

 

そのほとんどが、

「複写はがき」そして「丁寧に心を込めて書かれた」おはがきです。

 

ここ数日届いた10枚近くのおはがきは、

すべてが上記の2点に当てはまりました。

 

 

私はそもそも、複写はがきを始める前は、

手書きのはがき等は一通たりとも出すような人間ではありませんでした。

 

2018年に「複写はがき」というものを教えていただき、

なんとなく始めたものの続かず。

 

2019年は8枚書いただけで、

1年以上お蔵入りで、手に取ることはありませんでした。

 

2020年4月に鍵山秀三郎さんへおはがきを書いたことをきっかけに、

複写はがきで文通のようなものが始まり、

そこから複写はがきの習慣がだんだんと身についてきます。

 

2020年は206枚

2021年は840枚

2022年は1,216枚

 

再開したのがちょうどコロナ禍の中ということもあり、

外出も減り、タイミングとしてはベストだったのかもしれません。

 

それでもまだ、私には波があり、

気持ちが乗らないときや忙しいときは、

一気に、まとめて書こうとして何日分もためてしまい、結局自分が苦しむ。

 

そんなことも多々ありました。

 

以前も書きましたが、

私が大切なことに気づいたのは「2023年10月20日」「3,527枚目」

 

ある方へのはがきを書き終わった後に、

「あっ このはがきは出してはいけない」と感じ、

もう一枚、丁寧に心を込めて書いたときです。

 

 

「丁寧に、心を込めて」

 

この言葉が頭にふっと思い浮かんだのです。

 


それまでは、全部が全部ではありませんでしたが、

まずは返事を書こう、まずははがきを送ろう、と考え、

作業のようにこなしていたものもあったように感じます。

 

そこで、これまで鍵山秀三郎さんからいただいたおはがきやお手紙を見返すと、

そのどれもが、丁寧に心を込めて書かれたものだということに気づきます。

 

 

「丁寧に」と「心を込めて」

 

同じような意味の言葉を並べているように感じますが、

私の中では大切なことを忘れないようにと分けて考えています。

 

 

「丁寧に」とは、

字が上手下手、という話ではなく、

続け字にせず、一字一字を「丁寧」に書く、ということです。

 

「心を込めて」とは、

一字一字が丁寧なだけではなく、

相手が喜んでいる姿を想像して、相手のためだけに内容を考えて書くことです。

 

 

「はがきはオンリーワンの世界」

 

と言いますが、

心を込めて書くと、文章が「相手のためだけ」の内容になります。

 

数が少ないときならまだしも、

1日に何枚も、ときには十何枚、何十枚も書いていると、

手抜きをしたくなる弱い心が出てきます。

 

そこで「丁寧に、心を込めて」を思い出し、

また1枚1枚にしっかりと向き合うのです。

 

 

この「丁寧に、心を込めて」は何もはがきに限った話ではありません。

 

生き方すべてにおいて「丁寧に、心を込めて」

 

大切な生き方を教えてくださるからこそ、

はがきは「書かせていただく」世界のようにも感じます。

 

 

複写はがきでのご縁を通じて、

人生にとって大切なことを教えてくださり、

 

私の生き方までも善き方向へと変えてくださった、

尊敬する師である鍵山秀三郎さんが、1月2日にご逝去されました。

 

 

大変僭越ではありますが、

 

鍵山さんが生きた意味は、

これから私がどんな生き方をするかで決まるのだ、と心に刻み、

 

「師の跡を求めず、師の求めたるところを求めよ」という言葉の通り、

 

鍵山さんが目指した、心の荒みがない世の中を、

「丁寧に、心を込めた」生き方をすることによって実現してまいります。

 

 

それでは本日も、

思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!

 

鈴木 陽介 拝

 

 

一日一感謝

 

・両親

 いつも気にかけてメッセージをいただき、

 ありがとうございます。

・妻

 遅くまでお仕事、

 いつもありがとうございます。

・奈津美さん

 給与計算など、

 いつもありがとうございます。

・髙橋さま、髙橋さま

 貴重なお時間をご一緒していただき

 ありがとうございます。

 

【家族日記】

妻 〇歳11か月(2/8生まれ)

長女 9歳7か月(6/9生まれ)

次女 5歳(1/3生まれ)

 

昨日はお迎えの帰りに買い物へ。

 

いろいろな場面で長女ばかりが次女に譲り・・・

 

結果、少々気を落としていました。

 

譲って気を悪くしてはもったいないのですが、

譲る=我慢にならないように、私も配慮が必要でした。

 

 

~大切にしている言葉~

 

「人生、今日が初日」

「前へ、前へ」

「一期一会」

「益はなくとも意味はある」

「大きな努力で、小さな成果を」

「人生において2点間の最短距離は直線ではない」

「回り道が人を育てる」

「素直な心に花が咲く」

「志は高く、身は低く、実践は足元から」

「人生はにこにこ顔の命がけ」

「生きよう今日も喜んで」

「面倒だから、しよう」

「小さなことに大きく感謝する」

「終身路を譲るも、百歩を枉げず」

「与えられた枠を使い切らない」

「選んだ道が一番いい道」

「人生で起きることはすべて佳きこと」

「雨の夜でも天には星」「春の来ない冬はない」

「困難にも感謝する」

「永遠の一瞬」

「微力ではあるが無力ではない」

「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」

「ひとつを励めば、すべてが変わる」

「心温かきは万能なり」

「心あるところに宝あり」

「人生は喜ばせごっこ」

「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」

「己を愛するは善からぬことの第一也」

「本物は続く、続けると本物になる」

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」

「攀念智を持たない」

「美点凝視」

「自分を守ると弱くなる」

「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)

「コツコツカツコツ」

「できるだけ譲る」

「微差大差」「積小為大」

「凡事徹底」

「人の役に立つことこそ幸せ」

「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」

「真の思いやりは見返りを求めない」

「運命は人格のなかにある」

「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば

 この国はよくなると思いますか?」

「魅は与によって生じ、求によって滅す」

「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」

「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」

「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」

「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」

「無事是貴人」「不染汚」

「わざわざに価値がある」

「人生は心ひとつの置きどころ」

「余生ではなく与生を生きる」

「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」

「真の強者は弱者にやさしい」

「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
 それ故に最も価値のあることである」

「雨垂れ石を穿つ」

「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」

「不愉快のかわりにほほえみを」

「大海に水一滴」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「耳順」

「日本を1ミリでも良くしたい」

「深山の桜」

「喜者皆美」

「一人光る 皆光る 何も彼も光る」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「物買って来る 自分買って来る」

「相逢先一咲」

「素直」

「和敬清寂」

「口ではなあ」

「一人仁 一人譲」

「日々是新」

「氣恩・感恩・報恩」

「天下のために十銭を惜しむ」

「人生一書生」「一生生徒」

「大志大忍」

「忘己利他」「忘己愛他」

「末広がりの年輪経営」

「徳は孤ならず、必ず隣有り」

「寛容」

「実行有言」

「心を込めて、丁寧に」

 

岩手県花巻市から

末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士

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