Vol.2782 人の愚痴はあたたかく受け入れて、自分は愚痴をこぼさない、根が深くなる生き方。

 

おだやかさまです。

 

 

ここ最近、人のことを「すごい!!」と思うことはあっても、

 

うらやましいなぁ・・・と思うことも、

 

何かが起こったときに人と比較して「なぜ自分だけが・・・」と思うことも

少なくなくなったように感じます。

 

これにはいくつか理由があるように感じますが、

理由の一つが、相田みつをさんのこの詩の解釈が深まったからです。

 

だれにだって

あるんだよ

ひとにはいえない

くるしみが

 

だれにだって

あるんだよ

ひとにはいえない

かなしみが

 

ただ だまっている

だけなんだよ

 

いえばぐちに

なるから

 

どんなに順調そうに見える人でも、必ず人には言えない苦しみや悲しみがある。

 

それは私自身もそうで、

見た目がどうあれ、誰にだって苦しみや悲しみはあるものです。

 

 

それを、人に気づいてもらおうと言葉に表したり、

表情に出したりするのではなく、

グッと自分の中に落とし込み、何事もなかったかのように振る舞う。

 

そんなところに、人生の味わいがあるように感じます。

 

 

私自身の経験では、

愚痴を言わずにだまっているといつの間にか、

 

「あれがなければ・・・」といった後ろ向きから、

「あれがあったおかげで」「あれがあったからこそ」と、

前向きな人生になっていくと確信しています。

 

愚痴といえば、素心学で日々意識をする「日常の心がけ」の一つに、

「愚痴や悪口は控える」というものがあります。

 

先日の耕心塾で池田先生が、そのうちの「悪口」について、

 

素心学を学ぶ人は人の悪口を言ってはダメ。

今日から言わないようにしてください。

 

と断言されていましたが、

悪口を言っている人の顔は悪い顔をしている、ともおっしゃいました。

 

「愚痴」という言葉を調べると、

今となっては言っても仕方がないことを言って嘆くこと、とありますから、

 

考えてみると、

愚痴を言う顔も同じように、決していい顔はしていないと思います。

 

 

ただ、相田みつをさんは「ぐち」という題名の詩で、

人間の弱さについても触れられています。

 

ぐちをこぼしたって

いいがな

 

弱音を吐いたって

いいがな

 

人間だもの

 

たまには涙を

みせたって

いいがな

 

生きているんだ

もの

 

ぐちをこぼして

ゆくんだね

 

なみだをながして

ゆくんだね

 

だれにも気がねは

いらぬから

 

えんりょしなくて

いんですよ

 

ぐちをこぼして

ゆくがいい

 

なみだをながして

ゆくがいい

 

両極端のことを言っているようにも思えますが、

これは決して矛盾ではないと私は感じます。

 

 

自分自身の経験を通して、人の弱さも強さも知っていると、

人の愚痴や涙は心を広く、優しく受け入れることができます。

 

逆に自分に対しては、愚痴を言わないような人生を心掛け、

言ってしまったからといって落ち込むのではなく、

これも人間の弱さ、と反省して、繰り返さないようにする。

 

もう一つ相田みつをさんの詩で「道」というものがあります。

 

長い人生にはなあ

どんなに避けようとしても

どうしても通らなければ

ならぬ道というものが

あるんだな

 

そんなときはその道を

黙って歩くことだな

愚痴や弱音を

吐かないでな

 

黙って歩くんだよ

ただ黙って

涙なんか見せちゃダメだぜ

 

そしてなあ

そのときなんだよ

人間としての

いのちの根が

ふかくなるのは

 

人の愚痴はあたたかく受け入れ、

自分は愚痴を吐かないような生き方をする。

 

そんな自分の根が深くなる生きたかをしてまいりましょう。

 

本日は、昨日読んだ相田みつをさんの詩から。

「愚痴」について考えてみました。

 

 

それでは本日も、

思いやりと感謝に満ち溢れる、佳き一日を過ごしましょう!

 

鈴木 陽介 拝

 

 

一日一感謝

 

・両親

 いつも気にかけていただき、

 ありがとうございます。

・家族

 楽しい休日を、いつもありがとうございます。

 

【家族日記】

妻 〇歳11か月(2/8生まれ)

長女 9歳7か月(6/9生まれ)

次女 5歳(1/3生まれ)

 

長女がお年玉などでいただいたお金を使って、

欲しかった少々高額なおもちゃを買いました。

 

次女と一緒に遊ぶということで、家から半分を補助。

 

家に帰ってから早速封を開け、次女と一緒に仲良く遊んでいました。

 

宿題の作文には、

「○○円を使って悲しかった」と書いていましたが、

満足しているようで何よりです。

 

自分のためだけではなく、

次女のことも考えておもちゃを買う長女。

 

いつまでも仲良く、助け合って生きていってほしいものです。

 

 

~大切にしている言葉~

 

「人生、今日が初日」

「前へ、前へ」

「一期一会」

「益はなくとも意味はある」

「大きな努力で、小さな成果を」

「人生において2点間の最短距離は直線ではない」

「回り道が人を育てる」

「素直な心に花が咲く」

「志は高く、身は低く、実践は足元から」

「人生はにこにこ顔の命がけ」

「生きよう今日も喜んで」

「面倒だから、しよう」

「小さなことに大きく感謝する」

「終身路を譲るも、百歩を枉げず」

「与えられた枠を使い切らない」

「選んだ道が一番いい道」

「人生で起きることはすべて佳きこと」

「雨の夜でも天には星」「春の来ない冬はない」

「困難にも感謝する」

「永遠の一瞬」

「微力ではあるが無力ではない」

「積み重ね つみ重ねても またつみかさね」

「ひとつを励めば、すべてが変わる」

「心温かきは万能なり」

「心あるところに宝あり」

「人生は喜ばせごっこ」

「毎日、できるだけ、少しずつ、私が」

「己を愛するは善からぬことの第一也」

「本物は続く、続けると本物になる」

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」

「攀念智を持たない」

「美点凝視」

「自分を守ると弱くなる」

「真に学ぶということは日常生活の変化」(思いやりの行動が増えること)

「コツコツカツコツ」

「できるだけ譲る」

「微差大差」「積小為大」

「凡事徹底」

「人の役に立つことこそ幸せ」

「真の思いやりとは自分にとって大切なものを差し出すこと」

「真の思いやりは見返りを求めない」

「運命は人格のなかにある」

「もし、あなたと同じ考え方の人間が増えれば

 この国はよくなると思いますか?」

「魅は与によって生じ、求によって滅す」

「当たり前のことを当たり前に行い続けることは尊い」

「人の幸せの上に、自分の幸せを築きなさい」

「絶対必然、絶対最善、絶対感謝」

「百歩前進、九十九歩後退。それでも一歩進んでいる」

「無事是貴人」「不染汚」

「わざわざに価値がある」

「人生は心ひとつの置きどころ」

「余生ではなく与生を生きる」

「利他の歩みこそ、より大きな自己実現への道」

「真の強者は弱者にやさしい」

「最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり
 それ故に最も価値のあることである」

「雨垂れ石を穿つ」

「豊かな暮らしとは丁寧に生きること」

「不愉快のかわりにほほえみを」

「大海に水一滴」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「耳順」

「日本を1ミリでも良くしたい」

「深山の桜」

「喜者皆美」

「一人光る 皆光る 何も彼も光る」

「高きに灯ともす 人間の高さにともす」

「物買って来る 自分買って来る」

「相逢先一咲」

「素直」

「和敬清寂」

「口ではなあ」

「一人仁 一人譲」

「日々是新」

「氣恩・感恩・報恩」

「天下のために十銭を惜しむ」

「人生一書生」「一生生徒」

「大志大忍」

「忘己利他」「忘己愛他」

「末広がりの年輪経営」

「徳は孤ならず、必ず隣有り」

「寛容」

「実行有言」

「心を込めて、丁寧に」

 

岩手県花巻市から

末広がりの幸せをトコトン追求する会計事務所・税理士

税理士事務所ランニングパートナーズ

 

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