しあわせみらい特別講演会
2025年4月22日(火)
北上市さくらホールにて開催決定!!
※お申し込みを締め切りました。
絵本にまでなった、奇跡のような会社。
その会社を経営されている、
ステキなご夫妻がいらっしゃいます。
「世界でいちばんリクエストのおおいくつ屋さん」
※絵本のご注文はこちらから
この絵本で描かれているのは、
香川県さぬき市にある徳武産業株式会社
十河孝男会長・ヒロ子副会長です。
さて、徳武産業はどんな会社なのでしょうか?
※お申込みはページ下部よりお願いいたします。
やわらかな光が窓からさしこむ長い廊下を、
シルバーカーを押しながら、一人の老婦人が歩いて来ます。
ゆっくり、ゆっくり。
その足に履いているのはピンク色の可愛らしいケアシューズです。
「死ぬ前に、ピンクの靴を履いて歩きたい、
と神様にお願いしたの。
毎日、毎日。
そしたらね、
神様が願いをかなえてくださったの。
私、歩けるようになったのよ。
ピンクの靴をつくってくれてありがとう」
老婦人はロビーで待っていた男性に近づくと、
その手を取り、しっかり握りしめました。
小さくて、ひんやりした老婦人の手。
その感触を男性は一生忘れることができないでしょう。
男性は、徳武産業の十河孝男さんです。
神様がくれたピンクの靴。
この奇跡がケアシューズメーカー徳武産業の今を支えているのです。
徳武産業のエピソードが書かれた書籍、
「神様がくれたピンクの靴」のプロローグです。
※「神様がくれたピンクの靴」のご注文はこちら
香川県さぬき市は「うどん」と「手袋の生産」で有名な場所です。
徳武産業は、ヒロ子副会長のご両親が1957年にスタートした、
手袋縫製工場が始まりでした。
どこにでもある下請工場だった同社。
それが今や介護シューズ業界トップシェアを誇り、
「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」などの様々な賞を受賞。
何よりもそこで働く社員が幸せを実感している会社、
そして
お客さまからの感謝レターが年間約2,700通、
商品に同封したアンケートはがきの返却枚数は年間約30,000枚。
そんな、お客さまにとってなくてはならない会社に変貌しています。
そこまで至る過程には、
数えきれないほどの、汗と涙の物語があります。
十河会長と私のご縁
これまで私は3度香川を訪れています。
1度目は2022年。
「神様がくれたピンクの靴」を読み大感動した私は、すぐに十河会長へお手紙を書きました。
その後ご連絡をして、有難いことに訪問が実現。
どこの誰とも知らない私に対しても分け隔てなくあたたかく、
そして誠実に、真剣に向き合ってくださる十河会長。
そのときに感じたのは、十河会長の大きな大きな「徳」です。
こんな人物になりたい、こんな会社にしたい。
その想いを胸に、人生の師として仰いでいます。
2度目に香川を訪れたのは2023年、そして3度目は2024年。
十河会長のご厚意で、大変貴重な場、
徳武産業さまの経営計画発表会に参加させていただきました。
昨年9月の経営計画発表会。
十河会長が締めのあいさつで
”
経営理念の中にある
「全社員の物心両面の幸福を追求します」
というのが経営のど真ん中。
これしかない。
”
と、社員を前にして何度も何度もおっしゃっておられた姿が印象的で、
会社は社員とご家族の幸せのためにある、ことを改めて実感しました。
そのためにまずは「強く思う」こと。
十河会長の座右の銘「念ずれば花ひらく」
念じて念じて念じ切っていけば必ず道は拓ける、と十河会長はおっしゃいます。
まだ売上が数千万のとき、視察で十河会長が訪れたアメリカの地。
「この素晴らしい景色を社員と一緒に見たい」との思いが十河会長の心を動かします。
社員全員と社員旅行に来るにはどれだけの費用が必要だろうか・・・
そう考えて必要な経常利益、売上と逆算していったとき、
当時の下請け構造では実現できないことに気づきます。
そこで10年かけてOEM100%にビジネスモデルを変え、
その後さらに時間をかけて、誰にも負けない努力を積み重ね、
自社ブランド「あゆみシューズ」を開発。
結果は想像するに及びませんが、全社員でのアメリカ旅行が実現します。
「社員旅行への思いが、イノベーションの源泉だった」
との言葉に、心が震えました。
徳武産業さま訪問記、経営計画発表会参加記。
十河会長・ヒロ子ご夫妻が、社員のために資材を投じて整えた憩いの場「あゆみ公園」
本社の玄関に飾ってある宝物。
車椅子の青年が描いた「ぼくのはけるくつが見つかったよ」
十河会長の座右の銘。
坂村真民さんの「念ずれば花ひらく」を刻んだ石碑。(玄関前)
お客さまからの感謝レターの一部をまとめた記念誌。
”「ありがとう」を伝えたくて”
2024年度の経営計画発表会にて。
十河会長・十河会長のご息女で現社長の德武聖子社長とご一緒に。
製造現場に飾ってあり、毎月感謝をささげて大切にしている、阪神淡路大震災を無傷で生き残った奇跡の機械。
同社の前は中学生の通学路。
中学生のために通学路に面した場所(敷地内)に作った公衆用トイレ。
十河会長の師。
故・稲盛和夫さん直筆の書。
「値決めは経営」
徹底的にキレイに整えられた、掃除用具置き場。地域清掃は、地域に迷惑をかけていることへの「つぐない」
敷地内に掘った災害対策用の井戸。
「地域の皆さま・社員用」と記載がある。
十河会長・ヒロ子副会長。(右端)
ご夫妻の徳にあふれ、ご一緒すると自然と笑顔になります。
平成2年から、毎年作り変えてきた「経営計画書」。ページの9割が社員一人ひとりの「私の挑戦」
私が十河会長から教わった「人として大切なこと」は数知れず、
経営はもちろんのこと人生も、
生き方を大きく変えていただきました。
「人生の師」と呼べる方とのお出逢いは決して多くはありませんが、
十河会長とのお出逢いは、その数少ないうちの一つです。
社員とご家族をはじめとするご縁ある方々に、
人生の中で一度はお逢いして、そのお人柄に接して、直接お話を聞いてほしい。
そんな想いのもと、今回の講演会が実現しました。
十河会長・ヒロ子副会長ご夫妻が、
香川からわざわざ岩手までお越しくださり、ご講演をしてくださる。
この貴重な機会を、ぜひご活用くださいませ。
~ご講演~
徳武産業株式会社 代表取締役会長 十河孝男 さま
徳武産業株式会社 代表取締役会長
十河 孝男 さま プロフィール
1947年、香川県生まれ。高校卒業後、香川相互銀行(現・香川銀行)入行。同銀行で6年間働いたのち、縫製メーカーに勤務。
1984年、義父が経営する徳武産業株式会社へ入社。急逝した義父の後をついで37歳で代表取締役社長に就任。
1989年、ルームシューズの本格的な製造を開始。
1993年、高齢者福祉施設を運営する友人から、高齢者の転倒予防用ケアシューズの開発依頼を受け、研究を重ね2年後の1995年に高齢者用ケアシューズ「あゆみ」を完成・販売。お客さまに寄り添い、その声に耳を傾けることで、片方販売や左右サイズ違い販売、パーツオーダーシステムの導入など、業界の常識を覆す取り組みを実践しており、現在もケアシューズの市場シェアトップを維持し続けている。
また、「利益は必要だが、最優先であってはいけない」「困っている人々の為に私たちは何をすべきか?」との考えから、あえてその販売方法の特許を取らず、他社が自由に利用できるようにしている。
2015年、代表取締役会長に就任し、現在に至る。
2022年7月、販売累計2,000万足を達成。
2012年 第2回 「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞 審査委員会特別賞
2012年 第1回 「四国でいちばん大切にしたい会社」大賞 四国経済産業局長賞
2013年 第46回 グッドカンパニー大賞 特別賞
2020年 第3回 日本サービス大賞 経済産業大臣賞
2021年 第15回 製品安全対策優良企業表彰(PSアワード) 経済産業大臣賞
※2019年には「旭日単光章」を受賞。
などなど数々の賞を受賞。
~おススメの書籍~
・神様がくれたピンクの靴
・日本でいちばん大切にしたい会社3
”高齢者の方々の無数の「ありがとう」をいただく奇跡の靴メーカー”として取り上げられています。
・世界でいちばんリクエストのおおいくつ屋さん
徳武産業さまHP
徳武産業さまYouTubeチャンネルより
「あゆみシューズ」開発の歴史
KSB瀬戸内海放送 YouTubeチャンネルより
十河孝男会長インタビュー
しあわせみらい特別講演会 開催概要
■開催日 2025年4月22日(火) 13:00~16:00
■時 間 12:15~ 受付開始
13:00~13:50 開会・徳武産業さまのご紹介等 NCGグループ 代表 税理士 鈴木陽介
13:50~14:00 休憩
14:00~15:30 基調講演:徳武産業株式会社 十河孝男 さま
15:30~16:00 質疑応答
16:00~ 会場は17時半ころまで自由に使うことができます。
十河さまご夫妻・参加者同士で、ぜひ懇親をお深めください。
■会 場 さくらホール(小ホール)
〒024-0084 岩手県北上市さくら通り二丁目1番1号
https://www.sakurahall.jp/access/
■定 員 限定50名(お早めにお申し込みください)
※お申し込みを締め切りました。
■参加費 1名様 5,500円(税込)
■主催 税理士事務所ランニングパートナーズ / 合同会社NCGコンサルティング
岩手県花巻市若葉町2-18-16
080-5747-2450
y.suzuki@running-partners.com